まくろーこんにちは、まくろーです!



ママろーです



ミニろーだよ
約1年前、わが家はハンドメイドマルシェへ「市場調査」に行きました。
当時はまだ出店者ではなく、お客さんとしてマルシェを楽しみながら、「もし自分たちが出店するなら、どんな準備が必要なんだろう?」という目線で会場を回っていました。
あれから約1年。ついに、ママろーのハンドメイドブランド「tsuki to tori」として、初めてマルシェに出店しました!
6時間という長丁場でしたが、終わってみれば本当にあっという間。
ネットで販売してきた作品を初めてリアルの場で手に取ってもらい、お客さんの反応を直接見ることができたのは、とても新鮮で楽しい経験でした。
もちろん、良かったことばかりではありません。
「もっとこうすればよかった!」「これは次回までに改善したい!」ということもたくさん見つかりました。
今回は、マルシェ初心者のわが家が初めて出店するまでに準備したこと、実際の売上、出店して分かったことなど、リアルに振り返っていきます。
これからマルシェへの出店を考えている方の参考になれば嬉しいです。
約1年前、ハンドメイドマルシェを市場調査
今回の初出店につながった最初の一歩は、約1年前のハンドメイドマルシェでした。
ママろーがハンドメイド作品を作り始めたことをキッカケに、「ハンドメイドマルシェに行ってみたい!」と希望したママろー。
実際にハンドメイドマルシェへ足を運び、一般のお客さんとは少し違う「出店者目線」でも会場を見て回りました。
どんな商品が並んでいるのか。
どんな什器を使っているのか。
商品を購入した後はどんな袋に入れているのか。
支払い方法は現金だけなのか、キャッシュレスにも対応しているのか。
普通にお客さんとして参加していたら、そこまで意識しなかったと思います。
でも、「自分たちがここに出店するとしたら?」という視点で見ると、気になるところが次々と出てきました。
そして今回、実際に出店してみて改めて感じました。



あのとき市場調査しておいて良かった!
これからマルシェ出店を考えているなら、一度「お客さん」としてではなく、未来の出店者になったつもりでマルシェへ行ってみるのがオススメです。
普段とはまったく違ったものが見えてくると思います。
ついに「tsuki to tori」として初マルシェへ!
今回出店したのは、ララガーデン春日部で開催された彩の国マルシェ「Lala Garden Style」。
今回がtsuki to toriにとって初めてのリアルイベント出店です。
これまではminneなどネットを中心に作品を販売してきました。ネットでは写真を撮って、商品説明を書いて、それを見た方が購入してくれます。
一方、マルシェでは目の前を歩いているお客さんが立ち止まり、作品を見て、実際に触れてくれる。その様子を自分たちの目で見ることができます。
「かわいい!」と言ってもらえたときは、やっぱり嬉しかったです。
これまで画面の向こう側にいたお客さんが、初めて目の前に現れたような感覚でした。
実は、準備万端でマルシェに申し込んだわけではない
今回の出店について、わが家は、「マルシェに出店できるくらい準備が整ったから申し込んだ」わけではありません。
むしろ逆です。
「マルシェに出る!」と先に決めてから、本格的に準備を始めました。
出店を決めてから本番までは、わずか1ヶ月半ほど。
そこから、
- ブランドサイトを作る
- ショップカードを作る
- 商品ラインナップを増やす
- 什器を揃える
- ブースレイアウトを考える
- Squareを導入する
- 紙袋やラッピングを準備する
- POPを作る
- 名入れサービスのオペレーションを考える
などなど。一気に準備を進めました。
正直、マルシェ出店を決めていなかったら、ブランドサイトすらまだ完成していなかったかもしれません。笑
「いつかやろう」と思っていることでも、期限がなければなかなか進まないもの。
でも、「○月○日にお客さんの前に立つ」と決まれば、やるしかありません。
今回のマルシェは商品を販売する機会になっただけではなく、tsuki to toriというブランドそのものを一気に成長させるキッカケにもなりました。
初マルシェのブースが完成!
そして、実際に完成したブースがこちら。


初出店ということもあり、「これで大丈夫かな?」と準備中は何度もレイアウトを変更しました。
スタイを掛けるラックを用意したり、シュシュを中央に配置したり、ベビードレスをトルソーに着せたり。
実際に完成したブースについては、個人的には概ね満足しています!木製の什器やナチュラルな素材を中心に、tsuki to toriらしい雰囲気も出せたかなと思います。
一方、実際にお客さんが歩いているところを見てみると、細かい改善点も見つかりました。
例えば値札。
バーに値札を差し込んで掲示しましたが、お客さんが見やすいように角度を付けるといった工夫が必要でした。
そして、それ以上に改善したいと思ったのが、「何のお店なのかを一目で伝えること」でした。
「親子リンク」が一目では伝わらなかった
tsuki to toriの一番のコンセプトは「親子リンク」。赤ちゃんのスタイとママのシュシュなど、さりげなくおそろいを楽しめる作品を作っています。
1年前のハンドメイドマルシェの市場調査でも、瞬時に何のブースか分かってもらえる必要性を感じていました。
そのため「親子リンクのハンドメイド」というアーチ型看板は用意していたものの、今回はブースを見ただけで、「あ!親子でおそろいなんだ!」と気付いてもらえるところまでは上手く表現できませんでした。
こちらから、「このスタイとシュシュがおそろいになっているんですよ」と説明すると気付いてもらえる。
つまり、商品自体だけでは「親子リンク」という特長が十分伝わっていなかったことが分かりました。
これは実際にマルシェへ出店して、お客さんの反応を直接見たからこそ気付けたことでした。
次回はブースを遠くから見ただけでも、「親子でおそろいを楽しめるお店なんだ!」と分かるような見せ方を考えていきたいと思います。
初マルシェの売上は11,500円!
初出店となると、やっぱり気になるのが、「実際どれくらい売れたの?」というところですよね。
今回の結果はこちら。
| 購入組数 | 販売点数 | 売上 | |
| 身内・知人 | 3組 | 9点 | 6,400円 |
| 一般のお客さん | 3組 | 5点 | 5,100円 |
| 合計 | 6組 | 14点 | 11,500円 |
初マルシェの売上は合計11,500円でした!
身内・知人を除くと、3組・5点・5,100円です。
初めてtsuki to toriを知ってくれた方にも、実際に商品を購入してもらうことができました。販売実績としてはまだ少数ですが、世間にも受け入れられた感覚で嬉しかったです。
一般のお客さん3組すべてがスタイを購入
何が売れたのかを見てみます。
一般のお客さんが購入してくれたのは、
お客さん①:スタイ&シュシュセット
お客さん②:スタイ単品
お客さん③:スタイ&シュシュセット
でした。つまり、一般のお客さん3組すべてがスタイを購入。さらに、そのうち2組がスタイ&シュシュの親子リンクセットを選んでくれました。
3組目のお客さんは、ミニシュシュも購入候補として検討してくれていました。
まだ母数は少ないので、これだけで「この商品が売れる!」と判断することはできませんが、それでも、tsuki to toriが力を入れている親子リンクセットを、初めてのお客さんが選んでくれたことは1つの手応えになりました。
展示だけのベビードレスにも反応が!


意外な収穫だったのがベビードレスです。
今回は販売用の商品として用意したわけではなく、「こんなのも作れます」的な宣伝としてブースに展示していただけでした。
ところが、何人かのお客さんがベビードレスに興味を示してくれました。
これはネット販売だけではなかなか分からなかった反応です。
今後は在庫商品としてたくさん作るのではなく、例えば受注生産の商品として展開するのもアリだと思いました。
マルシェは商品を売る場所であると同時に、「お客さんが何に反応するのかを見る場所」でもあるんだなと実感しました。
無料の名入れサービスが想像以上に好評だった
今回、初めての試みとして行ったのが無料の名入れサービスです。
まだ実際のお客さん相手に行った経験がなかったため今回は「名入れサービストライアル」として無料で実施しました。
結果は……
購入してくれた6組すべてが利用!
これは想像以上でした。
しかも接客していて興味深かったのが、「今なら無料で名入れできますよ」と伝えると、それがお客さんの購買スイッチのようになって購入につながる場面が多かったこと。
名入れ自体も、事前に練習していたこともあり、それほど難しくありませんでした。
今後のマルシェでも十分続けられそうです。
名入れのために準備して良かったもの
今回、特に準備しておいて良かったと思ったのが、
- 名入れ受付票
- 名入れ文字のフォント見本
- ミニアイロン
- ミニアイロン台
です。
名入れ受付票に実際に入れる文字を書いてもらえば、聞き間違いやスペルミスを防ぎやすくなります。
フォント見本も、お客さん自身に完成イメージを確認してもらうために役立ちました。
そして、限られたスペースで名入れするには、ミニアイロンとミニアイロン台が便利。
初めての名入れサービスでしたが、事前に必要なものと作業の流れを考えておいたことで、名入れ作業そのものは比較的スムーズに行えました。
でも「名入れできます」が全然目立っていなかった


サービスそのものには手応えがありましたが、ここにも反省点が。
今回はA6サイズの「名入れサービストライアル中」という案内を、アーチ型看板の横に置いていました。
ところが実際のブースでは、他の装飾に馴染みすぎてしまい、遠くから見てもほとんど分からない。近くまで来ないと、「無料で名入れしてくれるんだ!」と気付けない状態でした。
せっかく名入れサービスが購入を後押ししてくれるのであれば、名入れサービスを実施していることをもっとアピールする必要があります。
次回はテーブルクロスの垂れ幕部分などを使って、「名入れできます!」と遠くからでも分かるくらい大きく表示してみたいと思います。
この変更だけでも、お客さんの立ち止まり方が変わるのか。早く次のマルシェで試してみたいところです。
Squareを使って現金もキャッシュレスも管理
会計にはSquareを導入しました。
事前に商品をSquareへ登録しておき、当日は現金払いでもクレジットカード払いでも、すべてSquareを通す運用にしました。
こうしておけば、「何が売れたのか」「在庫はいくつ残っているのか」を後から確認できます。
この管理方法自体は、今後も続けたいと思っています。
6件中2件がクレカのタッチ決済
今回6件の会計のうち、2件がクレジットカードのタッチ決済でした。
初出店でも実際にキャッシュレスを利用するお客さんがいたので、対応しておいて良かったと思います。
また、クレジットカードのタッチ決済なら、Squareリーダーを使わなくてもスマートフォンのTap to Payで決済することができます。
今後は状況に応じて使い分けても良さそうです。
次回は会計オペレーションを改善したい
一方で問題もありました。
初出店ということもあり、こちらもSquareの操作に慣れていません。そのため会計で手間取ってしまい、お客さんを待たせる場面が何度かありました。
現金払いの場合、「Squareを操作する→会計する」という流れをすべてその場でやる必要があるのかは、もう一度考えてみても良さそうです。
会計を済ませて商品を渡し、Squareへの入力はお客さんがいなくなってから行う。
そんな方法も検討したいと思います。
売上・在庫をSquareで管理する方針自体は今後も続けつつ、お客さんを待たせないオペレーションに改善していきたいです。
初マルシェに出店して分かった3つの反省点
初出店なので、当然上手くいかなかったこともありました。特に次回までに改善したいと思ったのが、次の3つです。
① 3歳児と一緒に6時間のマルシェは大変だった
今回は3歳のミニろーも一緒に家族3人でお店に立ちました。


家族みんなで初めてのお店に立てたこと自体は、とても良い思い出になりました。
……が。3歳児が同じ場所で6時間過ごすのは、やっぱり大変(笑)
退屈しないように、おもちゃ、ポータブルブルーレイプレイヤー、絵本、お菓子など、かなり色々持っていきました。
それでも途中から、「帰りたい!」となってしまいました。大人にとってはあっという間の6時間でも、3歳児にとってはものすごく長い6時間です。
子どもの相手をしながら接客する難しさを今回初めて経験しました。
さらに子ども用の荷物が増えるので、ただでさえ荷物の多いマルシェ出店がさらに大荷物に。
次回は誰かに預けるのか、それともまた家族3人で出店するのか。ここは要検討です。



僕にはまだ長時間の接客は難しいな
② 接客は「話しかけなさすぎ」だったかも?
難しさを感じたのが、お客さんに話しかけるタイミングです。
僕ら自身がお客さんとしてお店を見るときは、店員さんからあまり話しかけられたくないタイプ。
そのため今回は、「ゆっくり見てもらおう」と、こちらから積極的に話しかけることはあまりしませんでした。
ただ、終わってから振り返ると、ちょっと話しかけなさすぎたかも?とも感じています。
実際、親子リンクも名入れサービスも、こちらから説明したことで初めて気付いてもらえることがありました。
だからといって、ブースの前を通る人全員に話しかける必要はないと思います。
次回は、「商品を手に取ってくれた」「少し長めに商品を見てくれている」といったタイミングで、
「こちら、スタイとシュシュがおそろいなんですよ」「無料で名入れもできますよ」くらいの一言を自然に伝えてみたいと思います。
この距離感は、何度か出店しながら自分たちなりの接客スタイルを見つけていきたいです。
名入れの受付対応で次のお客様対応ができなかった
名入れ自体は問題なくできたのですが、名入れ希望で購入いただくと、こちら側では「会計対応」と「名入れ受付対応」に追われ、ブースの後ろで商品を見ていたお客さんへの対応が疎かになりました。
お客様対応していたら購入につながったかもしれないのに、機会損失になっていた可能性があります。
名入れサービスを今後も続けるのであれば、ここは改善必須。
名入れ受付票を使った運用自体は良かったので、「誰が会計対応するのか」「誰が名入れ受付対応するのか」など、もう一段オペレーションを整理してみたいと思います。
初マルシェは売上以上の収穫があった
今回の売上は11,500円。一般のお客さんだけなら5,100円でした。もちろん売上を伸ばしていくことも大切です。
でも初めてマルシェに出店してみて感じたのは、売上だけでは測れない収穫がかなり大きいということでした。
親子リンクは、もっと分かりやすく伝える必要がある。
名入れサービスは、購入のキッカケになりそう。
でもPOPが小さくて存在に気付いてもらえていない。
スタイ&シュシュセットには手応えがある。
展示していたベビードレスにも興味を持ってくれる人がいる。
接客はもう少し積極的でもいいかもしれない。
Squareや名入れを含めたオペレーションは改善が必要。
こうしたことは、ネット販売の数字だけを眺めていても分かりません。
実際のお客さんの反応を目の前で見られる。これこそ、今回マルシェへ出店して得られた大きな収穫でした。
「準備が整ってから出店」じゃなくてもいい
今回の経験を通して、これから初めてマルシェに出てみたい人に伝えたいことがあります。
「まだ商品が少ないから」「什器も持っていないから」「ショップカードもないから」「ブランドとしてまだまだだから」
そう考えて、「もう少し準備が整ってから出店しよう」と思っている方もいるかもしれません。
でも、わが家の場合は逆でした。
準備が整ったから出店したのではありません。出店すると決めたから、準備が進みました。
1.5ヶ月でtsuki to toriが一気に成長した
出店を決めてから本番までは約1.5ヶ月。決して長い準備期間ではありませんでした。
でも、その期間にブランドサイトを作り、ショップカードを作り、什器を揃え、商品ラインナップを増やし、Squareを導入し、POPや名入れサービスまで準備しました。
マルシェへの出店を決めていなかったら、今でもブランドサイトすら完成していなかったかもしれません。
「○月○日に出店する」という期限ができたことで、「いつかやりたい」が「それまでにやらなきゃ」に変わった。
これはtsuki to toriにとって、とても大きかったと思います。
本番まで1.5ヶ月。完璧な状態からスタートしたわけではありません。それでも本気で準備すれば、なんとか形になりました。
だから、「出店できるレベルになったら申し込む」のではなく、「申し込んでから出店できるレベルまで持っていく」という進め方も、1つの方法だと思います。
今回のマルシェ出店は、売上を作るだけではなく、ブランドを成長させるために自分たちを奮い立たせるキッカケにもなりました。
またマルシェに出店したい!
6時間の初マルシェ。終わってみれば本当にあっという間でした。
そして今の気持ちは、



また出店したい!
です。
今回見つかった改善点を直したら、お客さんの反応はどう変わるのか。
親子リンクをもっと分かりやすくしたら?
名入れサービスをもっと目立たせたら?
接客方法を変えてみたら?
会計と名入れをもっとスムーズにしたら?
それを早く次のマルシェで試してみたいです。
まだマルシェ慣れしているわけではないので、次回もまずは自宅から行きやすい近隣のマルシェを中心に経験を積んでいきたいと思っています。
商品ラインナップも見直したい
次回に向けて、ブースや接客だけでなく商品ラインナップも見直していきます。
今回判明したのは展示していたベビードレスに意外と反応してくれることです。
在庫をたくさん用意するのではなく、サンプルを展示して注文を受けてから制作する受注生産なら、tsuki to toriでも取り入れやすいかもしれません。
そして今後は、赤ちゃんとママだけではなく、もう少し大きくなったお子さんとのリンクや、パパも含めた家族のリンクなども考えていきたいところ。
マルシェで実際のお客さんの反応を見ながら、少しずつ商品を育てていけたらと思います。
まとめ|1年前の市場調査から、本当に出店する側へ
約1年前。僕たちはお客さんとしてハンドメイドマルシェを歩きながら、「自分たちが出店するとしたら?」と考えていました。
そして1年後、ハンドメイドマルシェではありませんが、別のマルシェで本当に出店する側になりました。
1年前に市場調査した経験は、今回の準備にもちゃんと役立ちました。
だからこれから出店を考えている方には、ぜひ一度、「未来の出店者」という目線でマルシェへ遊びに行ってみてほしいと思います。
商品の並べ方。什器。包装。決済方法。接客。
普段お客さんとして歩いているだけでは気付かなかったことが、たくさん見えてきます。
そして今回もう1つ学んだのが、最初から完璧に準備できていなくても、出店を決めることで一気に前へ進めることができるということ。
今回のマルシェでは商品を販売できただけでなく、リアルなお客さんの反応を知り、改善点を見つけ、tsuki to toriというブランド自体も大きく前進することができました。
初マルシェ、大変なこともありました。でも、それ以上に楽しかった!
そして、改善したいことがたくさん見つかったからこそ、「次はどう変わるんだろう?」と、もう次のマルシェが楽しみになっています。
これから1つずつ改善して、また出店してみたいと思います。
最後までありがとうございました!













