
こんにちは、まくろーです!



ママろーです
カケイクジャーニーでは家計簿アプリ「Zaim」を使った家計管理について紹介しています。
カケイク流家計簿の付け方は、「初級編」「中級編」「上級編」の3つのレベルに分かれています。
上級になるにつれて家計管理の精度が高くなる一方で、家計簿を付ける手間がかかります。



できるだけラクして記録したい!



Zaimには手間を減らせる機能があるよ
家計簿は継続することで予算管理、積立管理、資産管理ができるので、支出記録・収入記録・振替記録をコツコツと日々記録していくことが重要です。
家計簿を継続させるコツは、とにかく手間をかけないことです。
Zaimには記録する手間を省く「よく使う」機能やコピー機能があります。
そこで、このページでは「よく使う」機能やコピー機能についてどんな機能なのか、具体的にどのように使用したら良いか、両者の使い分けについて解説します。
「よく使う」機能とは
「よく使う」機能とは?
日々の買い物では、買い物日や購入金額は毎回異なる一方で、買い物する店や支払方法はだいたい決まっている場合が多いのではないでしょうか。この場合、金額や日付は変わるものの、買い物するたびに毎回同じような記録を付けることになります。
行きつけのスーパーで食材を買い物している場合
変わる項目 | 金額、日付 |
変わらない項目 | 費目、出金元、お店 |
上記例のように、金額、日付だけを変えるだけでその他は変わらない記録を付けることも多いと思います。



同じような記録を簡単に入力できる方法はないの?



そんなときは「よく使う」機能が使えるよ
「よく使う」機能は記録のテンプレートを登録しておける機能です。何度も入力する同じような記録はテンプレートとして登録しておけば、入力する手間を軽減することができます。
「よく使う」機能のメリットと注意点は以下の通りです。
手間が省けるのがメリットですが、事前登録が必要であること、登録数が多いと登録リストが多くなってしまうことが注意点です。「よく使う」機能はとても便利なので、あれもこれも登録したくなりますが、登録リストの数は特に気を付けるポイントになります。
実際に家計簿を入力するときに登録リストが多いと入力したい記録を探すのが大変になり、手間を省くための機能のはずが、逆に記録を探す手間がかかってしまいます。


多くても1画面に収まる程度の登録数に留めた方が良いでしょう。
「よく使う」機能の使い方
「よく使う」機能は事前登録が必要なので、まず過去の履歴から登録したい記録を選びます。


履歴右下の「よく使う」→「追加する」で登録できます。


登録した「よく使う」の確認方法
登録した「よく使う」を確認したい場合には、以下の手順で確認します。
左上の「三」→設定「家計簿の設定」→入力と表示「よく使う」すると、登録した「よく使う」リストが確認できます。




右下の「ペンアイコン」→「よく使う」タブ→リストの中から入力したい記録を選択→金額を変更→「記録する」
買い物した日に記録すれば日付は当日になっているので日付を変更する必要はありませんが、異なる日に記録した場合には日付も変更してください。




費目、出金元、お店などのメモを変更することなく、金額だけ変更すれば簡単に入力できました。
コピー機能とは
コピー機能とは?
コピー機能とはその名の通り、過去の履歴をコピーして記録する機能です。家計簿アプリによってはコピー機能がないものもありますが、意外と重宝する機能です。
過去の履歴をもとにして記録する点で先ほどの「よく使う」機能と似た機能ですが、異なるのは事前登録の有無です。「よく使う」は事前登録が必要なのに対して、コピーは事前登録が不要です。
コピー機能のメリットと注意点は以下の通りです。
事前登録不要で手間が省けるのがメリットですが、コピーしたい記録を履歴から探す必要があるので、探しにくい場合には履歴を探す手間がかかります。
コピー機能の使い方
「よく使う」機能と同様に過去の履歴からコピーしたい記録を選びます。


下部の「コピー」→金額を変更→「記録する」
買い物した日に記録すれば日付は当日になっているので日付を変更する必要はありませんが、異なる日に記録した場合には日付も変更してください。




費目、出金元、お店などのメモを変更することなく、金額だけ変更すれば簡単に入力できました。
「よく使う」機能とコピー機能の使い分け
ここまで解説した通り、「よく使う」機能やコピー機能は家計簿を記録する手間を省く便利な機能ですが、どちらも似たような機能なので、どのように使い分けたら良いかわかりにくいかもしれません。
ここでは、両者の使い分けについて具体例を挙げながら解説していきます。
使い分けの目安
両者のメリットや注意点を踏まえると、使い分けの目安は「履歴の探しやすさ」、つまり「記録頻度」でどちらを使うか判断すると良いと思います。
記録頻度が高いと、目的の履歴はわりと直近になると思うのですぐに履歴を探せます。一方で記録頻度が低いと、いつその記録をしたか記憶が曖昧になるので履歴を遡って探さなければいけません。
履歴の探しやすさ (記録頻度) | 「よく使う」 機能 | コピー機能 |
---|---|---|
探しやすい (頻度:高) | △ (リスト登録数に注意) | ◯ |
探しにくい (頻度:低) | ◯ | △ (すぐ探せない場合には新規入力の方が早い) |
履歴を探しにくい場合には探す手間がかかるので、「すぐ使う」に登録しておくと良いです。一方で履歴がすぐに探せる場合には「よく使う」に登録せずとも履歴からコピー機能で記録すれば大丈夫です。
「よく使う」機能もコピー機能も手間を省く機能なので、皆さんが煩わしさを感じず、手間を省ければ使い方は自由です。
カケイクジャーニーでは、記録頻度が低いものを「よく使う」機能、記録頻度が高いものをコピー機能で記録することをオススメしていますが、逆転した使い方でも問題ありません。
例)
「よく使う」機能 | 毎日・毎週など頻繁に入力する記録 |
コピー機能 | 毎日・毎週ほどではないけど入力回数が多い記録 |



記録頻度の基準は?



不定期の買い物の場合は月1回程度を目安にすると良いよ
日常的な買い物の場合、毎月◯日と決めて買い物することはほとんどなく、月によって不定期に日にちが変わることが多いと思います。
月2回程度(2週間に1回程度)ならいつ記録したか思い出しやすいですが、月1回程度だといつ記録したか記憶が曖昧になり、履歴を探しにくくなります。
まくろー家では月1回程度の頻度でコストコで買い物しますが、前回コストコに行った日がいつだったか正確に覚えていないので、履歴探しに少し手間取ることがありました。
こういった記録は「よく使う」機能で登録しておくと履歴探しをすることなくすぐに記録できます。
この使い分けを踏まえて、「よく使う」機能やコピー機能が使える事例を次に紹介します。
「よく使う」機能が使える事例紹介
月1回より少ない頻度で買い物に行く店の支出記録
先ほどのまくろー家のコストコと同じような事例です。月1回程度だと履歴を探しにくくなるので、「よく使う」機能がオススメです。
自動車税の支出記録
自動車税は通常毎年5月上旬に納税通知書が届き、5月末までに支払います。納付書で支払う場合には、コンビニなどで自分で払いに行くことになりますが、毎年同じ日に払うわけではないと思います。
前年いつ払ったのか覚えていないと履歴を探すのに手間取りますし、そもそも履歴を1年前まで遡るのは面倒です。このような場合も「よく使う」機能が使えます。
ボーナスの収入記録
会社にもよりますが、年1〜2回ボーナスが支給される場合にも「よく使う」機能が活用できます。
前回のボーナス支給日を覚えていたとしても、半年〜1年前の履歴を遡る必要があるので、多少時間がかかります。「よく使う」機能に登録しておけば、すぐに記録できます。
コピー機能が使える事例紹介
毎週買い物に行く店の支出記録
まくろー家が常用するコピー機能の使い方です。
まくろー家では毎週末に決まったお店(2〜3店舗)で買い物をします。これらの店の記録を「よく使う」機能で登録しても良いのですが、2〜3件分登録リストが増えてしまいます。
毎週入力している記録なので1週間前の履歴を使ってすぐに記録できることから、まくろー家ではコピー機能で記録しています。
給料の収入記録
先ほど解説した不定期の買い物の場合、毎月◯日と日にちが決まっていないためにいつだったか思い出しにくく履歴を探しにくいので、記録頻度の目安を「月1回程度」として「よく使う」機能を活用すると良いと解説しました。
ですが、給料日などは毎月◯日と固定なので履歴をすぐに探せると思うので、こういう場合は「よく使う」機能でなくコピー機能でも十分です。
まとめ
Zaimの「よく使う」機能とコピー機能の特徴や使い分け、具体的な使用事例を解説しました。
これらの機能を活用すると手入力の記録を付ける手間が大幅に軽減して、家計簿を継続しやすくなります。ここで解説した使い方を参考にしながら、皆さんなりの使い方を見つけてみてください。



家計簿を継続できれば家計管理もしやすいね
「よく使う」機能やコピー機能以外のZaimの基本機能や便利機能については
記事で解説していますので、併せてご覧ください。最後までありがとうございました!