
こんにちは、まくろーです!



ママろーです
カケイクジャーニーでは家計簿アプリ「Zaim」を使った家計管理について紹介しています。
カケイク流家計簿の付け方は、「初級編」「中級編」「上級編」の3つのレベルに分かれています。上級になるにつれて家計管理の精度が高くなる一方で、家計簿を付ける手間がかかります。



できるだけラクして記録したい!



Zaimには手間を減らせる機能があるよ
Zaimには記録する手間を省く「繰り返し入力設定」という機能があります。
そこで、このページでは繰り返し入力設定について解説します。
繰り返し入力とは
繰り返し入力とは?
家計簿は継続することで予算管理、積立管理、資産管理ができるので、支出記録・収入記録・振替記録をコツコツと日々記録していきます。
家計簿を継続させるコツは、とにかく手間をかけないこと、記録の付け忘れをなくすことです。
日々の買い物などの場合は、購入金額も異なれば購入するタイミングも異なるので、これらの記録は自分で入力する必要があります。
その一方で、定期的に同じ金額の記録を付ける場合もあります。
- 支出項目
-
保険料、家賃、住宅ローン返済、通信費、奨学金返済、サブスク利用料金、習い事などの月謝、毎月のお小遣い など
- 収入項目
-
給料(毎月同じ金額の場合) など
- 振替項目
-
積立投資 など
毎月など定期的に同じような記録を付けるのは面倒くささを感じますが、これらの記録を自動で記録できたら手間が省けます。



そんなときに活用できるZaimの機能が「繰り返し入力」だよ!
Zaimの繰り返し入力を設定しておけば、定期的な記録を自動で入力してくれます。
繰り返し入力で設定できること
繰り返し入力ではどんな項目が設定できるのか見てみましょう。
記録の種類
「支出」、「収入」、「振替」を選択します。
間隔
「毎年」、「毎月」、「毎週」、「毎日」から選択します。
さらに、毎年の場合は「月」と「日」、毎月の場合は「日」、毎週の場合は「曜日」も指定します。
また、毎年と毎月の場合はその後に「土日祝日の場合」の項目もあり、「何もしない」「直前の平日」「直後の平日」から選択します。
指定した日にちが土日祝日だった場合、家賃の引落が直後の平日になったり、給料の振込日が直前の平日になったりすることもあるので、実際の振込や引落などの状況に合わせたい場合には変更します。
状況を合わせる必要がなければ「何もしない」で大丈夫です。



これは好みだけど、僕は基本的に「何もしない」にしているよ
金額
記録金額を入力します。
開始日
繰り返し入力の対象となる期間を設定する必要がありますので、開始日を指定します。
開始日は繰り返し入力を設定した当日を指定すれば基本的に問題ないです。
過去分の記録を付け忘れていた場合など、繰り返し入力の設定日よりも前の分も記録したいときは開始日を過去にします。
また、繰り返し入力設定後の初回記録が先の場合などは開始日を後にします。
終了日
繰り返し入力の対象となる期間を設定する必要がありますので、終了日を指定します。
繰り返し入力を終了させたい明確な日にちがある場合には、その日を終了日に指定します。
期間の定めが特になく終了日が明確でない場合には、任意の終了日を指定します。



任意っていわれても…目安を教えて!



僕は年度末の3月31日に設定しているよ
4月は新年度となるので、それまでの生活が一変することがあります。繰り返し入力に設定している記録の金額を見直す可能性もあるので、年度末の3月31日に設定しておくのがオススメです。



年に1回金額を見直すことで、家計を見直すキッカケにもなるよ
カテゴリ
「支出」、「振替」の繰り返し入力を設定するときに、それぞれ支出項目、収入項目を選択します。
生命保険、携帯電話料金、家賃、住宅ローン、給与所得 など
出金元
「支出」、「振替」の繰り返し入力を設定するときに選択します。
入金先
「収入」、「振替」の繰り返し入力を設定するときに選択します。
お店
「支出」の繰り返し入力を設定するときにお店の名前を入力できます。
集計
「支出」、「収入」の繰り返し入力を設定するときに選択します。
繰り返し入力した記録を家計簿の分析に反映させるかどうかを設定する項目で、「常に含める」、「月ごと・年ごとのみ含める」、「年ごとのみ含める」、「常に含めない」を選択できます。
基本的には「常に含める」で大丈夫です。
メモ
メモを入力できます。
繰り返し入力が使える事例紹介
繰り返し入力が使えるタイミングはいろいろありますが、どんなときに活用すると良いか、いくつか事例を挙げてみます。
支出の繰り返し入力
毎月の固定費
繰り返し入力のメインの使い方になりますが、毎月かかる固定費の記録には繰り返し入力が適しています。
保険料、家賃、住宅ローン返済、通信費、サブスク利用料金 など
毎年の固定費
毎月ではないものの毎年かかる固定費もあります。
年会費 など
年に1回の記録なので繰り返し入力を設定する必要性は高くありませんが、極限まで手間を減らしたい場合には設定しても良いでしょう。
収入の繰り返し入力
給料
給料の金額が毎月同じ場合には、給料も繰り返し入力を設定すると手間が省けます。
もし残業などで給料の金額が変わった場合でも、履歴からその月だけ金額を変更することもできます。
投資信託のポイント投資
一部の証券会社ではポイントで投資信託に投資することができます。まくろー家も投資信託のポイント投資を毎月定額で行っています。
まくろー家ではZaim家計簿に投資口座を作成しているので、投資した場合には家計簿を付けていますが、ポイント(Vポイント、楽天ポイント、dポイントなど)は家計管理の対象にはしていないので、ポイントの利用記録は付けていません。
ですが、ポイント投資した場合には、家計簿の投資口座に収入記録として入力しています。
まくろー家のように、ポイントを家計管理の対象にしていないものの、毎月など定期的に投資信託にポイント投資している場合には収入の繰り返し入力が活用できます。
振替の繰り返し入力
将来の支出のための積立
カケイク流家計簿では、将来の大きな支出に備えて積立管理を行うことをオススメしています。
車検、固定資産税、賃貸更新料 など
これらの支払は1年や2年ごとなど毎月かかる支出ではありませんが、支払タイミングに備えて毎月積み立てておく積立管理が重要です。
積立管理はZaim家計簿に「積立枠」口座を作成して行いますが、振替の繰り返し入力を設定して、毎月の積立金額を積立枠に振り替えると、将来の大きな支出に備えられます。
投資信託の積立投資
毎月など定期的に定額の投資信託の積立を行っている場合には、振替の繰り返し入力が活用できます。
繰り返し入力の設定方法
ここからは繰り返し入力の設定方法を解説します。
左上の「三」→設定「家計簿の設定」→入力と表示「繰り返し入力」から繰り返し入力の設定画面に移行できます。
繰り返し入力画面に移行する際、ログインを求められる場合がありますので、その際はログインしてください。
その後、編集する項目(支出、収入、振替)を選んで設定していきます。
写真で確認したい場合はコチラ








具体例として、先ほどの「繰り返し入力が使える事例紹介」で挙げた事例で、実際に繰り返し入力を設定してみます。
【支出の繰り返し入力】毎月の固定費
毎月27日(土日祝日のときは直後の平日)に家賃80,000円を給与口座から引落する場合(期間:年度末まで)
①間隔「毎月」、②日「27日」、③土日祝日の場合「直後の平日」、④金額「80,000円」、⑤開始日「2025年1月30日(設定した日)」、⑥終了日「2025年3月31日」、⑦カテゴリ「家賃」、⑧出金元「給与口座」、⑨集計「常に含める」と入力して、⑩「追加する」をタップ。
写真で確認したい場合はコチラ




【支出の繰り返し入力】毎年の固定費
毎年5月15日に動画系サブスク年会費9,900円をデビットカードで支払う場合(期間:5年後の年度末まで)
①間隔「毎年」、②月「5月」、③日「15日」、④土日祝日の場合「何もしない」、⑤金額「9,900円」、⑥開始日「2025年1月30日(設定した日)」、⑦終了日「2030年3月31日」、⑧カテゴリ「映像・動画」、⑨出金元「給与口座」、⑩集計「常に含める」と入力して、⑪「追加する」をタップ。
写真で確認したい場合はコチラ




【収入の繰り返し入力】給料
毎月27日(土日祝日のときは直前の平日)に給料200,000円が給与口座に振込される場合(期間:年度末まで)
①間隔「毎月」、②日「27日」、③土日祝日の場合「直前の平日」、④金額「200,000円」、⑤開始日「2025年1月30日(設定した日)」、⑥終了日「2025年3月31日」、⑦カテゴリ「給与所得」、⑧入金先「給与口座」、⑨集計「常に含める」と入力して、⑩「追加する」をタップ。
写真で確認したい場合はコチラ




もし残業などで金額が変動した場合には、履歴から金額を修正できます。
履歴から修正したい項目をタップ→「編集」→①金額を変更して②更新すると金額を変更できます。
写真で確認したい場合はコチラ






【収入の繰り返し入力】投資信託のポイント投資
毎月8日に5,000ポイント(5,000円分)で投資信託に積立投資する場合(期間:年度末まで)
①間隔「毎月」、②日「8日」、③土日祝日の場合「何もしない」、④金額「5,000円」、⑤開始日「2025年1月30日(設定した日)」、⑥終了日「2025年3月31日」、⑦カテゴリ「その他」、⑧入金先「投資口座」、⑨集計「常に含める」と入力して、⑩「追加する」をタップ。
写真で確認したい場合はコチラ




【振替の繰り返し入力】将来の支出のための積立
毎月27日に車検費用の積立金8,500円を給与口座から積立枠に振替する場合(期間:2025年1月1日から2年間)
①間隔「毎月」、②日「27日」、③土日祝日の場合「何もしない」、④金額「8,500円」、⑤開始日「2025年1月1日」、⑥終了日「2027年1月1日」、⑦出金元「給与口座」、⑧入金先「積立枠」と入力して、⑨「追加する」をタップ。
写真で確認したい場合はコチラ




【振替の繰り返し入力】投資信託の積立投資
毎月1日に給与口座の10,000円で投資信託に積立投資する場合(期間:年度末まで)
①間隔「毎月」、②日「1日」、③土日祝日の場合「何もしない」、④金額「10,000円」、⑤開始日「2025年1月30日(設定した日)」、⑥終了日「2025年3月31日」、⑦出金元「給与口座」、⑧入金先「投資口座」と入力して、⑨「追加する」をタップ。
写真で確認したい場合はコチラ




まとめ
家計簿アプリ「Zaim」の繰り返し入力設定について解説しました。
家計簿の精度と手間は比例関係にあるので、家計をより正確に把握するにはそれなりに手間がかかります。
ですが、Zaimの繰り返し入力を活用すれば、定期的な記録を自動で付けられるようになるので、手間が省けます。



上手に繰り返し入力を活用して家計管理をラクにしよう
最後までありがとうございました!