
こんにちは、まくろーです!



ママろーです
カケイクジャーニーでは家計簿アプリを使った家計管理を推奨しています。いろんな家計簿アプリがありますが、まくろー家では「Zaim」を活用しています。
そこでこのページでは家計簿アプリ「Zaim」について、どんな機能が使えるのか解説していきます。
家計簿アプリ「Zaim」とは
運営会社
Zaimは、
「くふう」で暮らしにひらめきを
を企業理念とした「くふうカンパニー」が提供・運営している家計簿サービスです。
会社名 | 株式会社くふうカンパニー |
設立 | 2012年9月(株式会社Zaimとして設立) |
親会社 | くふうカンパニーホールディングス (東京証券取引所グロース市場(証券コード:4376)) |



親会社が上場企業だよ
くふうカンパニーグループでは、Zaimの他にも、チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」、旅行・おでかけメディア「RETRIP」、住宅情報に関する総合情報サイト「オウチーノ」など、毎日の暮らしや様々なライフイベントにおいて、より賢く、楽しく意思決定を行うためのサービスを展開されています。
Zaimとは?
「マネーフォワードME」や「Moneytree」と並んでよく名前が挙がる、国内最大級の家計簿アプリです。
Zaimの運営会社の設立は2012年ですが、設立前の2011年からサービスが提供されています。
Zaim開発者がプライベートでアプリを開発・リリースし、最初は個人でサービス提供していました。しかし、リリース後1年足らずでユーザーが10万人を超え、個人では対応しきれないほど反響が大きかったため、法人化して会社としてサービスを提供するようになりました。
「マネーフォワードME」や「Moneytree」では2012年からサービスが開始されており、Zaimはそれよりも一足先にスタートしていることから、家計簿アプリの先駆け・パイオニア的存在だといえます。
Zaimの基本機能
Zaimでできる基本的な機能について解説します。
家計簿の記録
家計簿アプリなので当たり前ですが、日々の家計の記録ができます。記録の種類は以下の3つです。
- 支出記録
-
買い物などでお金を支払ったときに支出記録を付けます。
- 収入記録
-
給料や副収入などでお金を得たときに収入記録を付けます。
- 振替記録
-
銀行口座間でお金を移動したときに振替記録を付けます。
残高確認
日々の記録が反映されて、現在の残高が一覧表示されます。記録画面以外で一番良く見る画面になると思います。
残高は「総残高」と「口座ごとの残高」が確認できます。また、口座ごとに総残高に含めるか含めないか設定できるので、総残高に含めたくない口座があれば、設定を変えるだけで簡単に変更できます。


履歴確認
日々の記録を確認できます。一覧表示、カレンダー表示の2種類の表示形式があります。
一覧表示


カレンダー表示


家計分析
収支
収支タブでは、収支額、支出額、収入額がそれぞれ確認できます。支出や収入については費目ごとの合計額が表示されるので、何にいくら遣ったか振り返るときに活用できます。




分析期間は「週別」「月別」「年別」の3つの期間で確認することができます。
円グラフをタップすると「支出」と「収入」で切り替えられます。


予算比
予算比タブでは、予算を設定した場合に予算に対して残金がどれくらいか確認できます。費目ごとに予算を設定できますので、細かく予算を設定したい場合に活用できます。


Zaimの便利機能
家計簿をより手間なく入力できるように、Zaimでは記録を簡便化する機能が備わっています。どんな簡便化機能があるのか解説します。
銀行・カード連携機能
銀行・カード連携機能とは、管理したい銀行口座やクレジットカードを口座連携させて、入出金履歴や購入履歴を自動的に取り込むことができる機能です。手動で記録する必要がなく、自動的に家計簿に記録されます。


レシート自動読取機能
レシート自動読取機能とは、レシートを読み取ることで簡単に家計簿を記録できる機能です。レシートの合計金額を記録するだけなら手入力でも良いですが、品目ごとに記録したい場合には、レシート自動読取機能を活用すると入力する手間を省けます。




「よく使う」機能と繰り返し入力機能
行きつけの店での買い物、毎月の固定費の支払いなど、似たような記録を付ける機会は非常に多くあります。同じような記録を毎回一から入力するのは手間ですよね。
Zaimには同じような記録を簡単に入力できる機能として、「よく使う」機能と繰り返し入力機能の2つがあります。
「よく使う」機能
記録のテンプレートを登録しておくことができる機能です。普段よく買い物する店の記録などを「よく使う」記録として登録しておけば、金額を変更するだけで簡単に記録できます。


繰り返し入力機能
記録する間隔(タイミング)や金額を指定し、自動的に繰り返し記録してくれる機能です。毎月の固定費など固定の金額で定期的に記録が必要な費目は「繰り返し入力」を設定することで自動記録できます。繰り返しの間隔は「毎年」「毎月」「毎週」「毎日」から選択できます。


先ほどの「よく使う」機能は手動で記録する必要がありましたが、繰り返し入力機能は自動で記録してくれます。記録する手間も省きつつ、記録の付け忘れ防止にも役立つ機能です。
「よく使う」機能と繰り返し入力機能の使い分け



どちらも手間を減らしてくれる機能だけど、どう使い分けたら良いの?



その記録が発生する間隔や金額が毎回固定されているかどうかで判断すると良いよ!下表を参考にしてね
パターン | 「よく使う」機能 | 繰り返し入力機能 | 費目例 |
---|---|---|---|
間隔「固定」 金額「固定」 | × | ◎ | 住宅ローン、家賃、保険料、給料(毎月固定の場合)など |
間隔「固定」 金額「変動」 | ○ | × | 給料(残業で金額が変動する場合)、光熱費、携帯料金など |
間隔「変動」 金額「固定」 | ◎ | × | 自動車税、行きつけの店での定額の買い物など |
間隔「変動」 金額「変動」 | ○ | × | 行きつけの店での買い物など |
自動記録の繰り返し入力機能は間隔や金額が固定されている費目に使用するのが最も適しています。
その反面、自動で記録される安心感から設定した繰り返し入力の存在を忘れがちになるのが注意点です。繰り返し入力で自動記録された記録は修正できるので、タイミングや金額が変動した場合には修正することはできます。ですが、自動記録された記録の存在自体を忘れていた場合には修正どころではありません。
なので、繰り返し入力機能は基本的に修正が必要ない費目に設定するのが無難です。



間隔や金額が変動する場合には繰り返し入力機能は避けた方が良いよ
「よく使う」機能は間隔や金額が変動する費目に適しています。登録時に金額を設定できるので、金額が同じ場合には修正することなく記録できます。金額が異なる場合には修正して記録します。
コピー機能
「よく使う」機能や繰り返し入力機能とは別に、履歴から過去の記録をコピーして入力することもできます。「よく使う」と似たような機能ですが、「よく使う」は事前に登録しておかないと使用できないのに対して、コピー機能は事前登録が不要です。


コピーしたい記録は履歴を遡って探さなければいけないので、何度も使うことがわかっている記録は「よく使う」機能で登録しておいた方が便利です。
Zaimの特長
ここまでZaimの基本機能や便利機能について解説しました。ここからはその他のZaimの特長を解説します。
夫婦共有で使える
家計管理は夫婦がお互いに協力し合えるとより効果的です。家計管理の主軸となる家計簿についても夫婦で共有することをオススメします。
Zaimでは夫婦で家計簿を共有することができます。共有の仕方は2種類あり、「共有アカウント」か「ペア家計簿」のどちらかで共有できます。
共有アカウント
Gmailなどで作成した共有アドレスを使って共有のZaimアカウントを作る方法です。
お互いに共有アカウントでログインすれば家計簿を共有できます。



同じアカウントに同時にログインできるの?



別々のデバイスから同時にログインできるよ!
Zaimでは別々のデバイスから同時に同じアカウントにログインできます。夫婦それぞれのスマホにアプリを入れて、常にログイン状態を保つことができるので、アプリを開けばすぐに家計簿を利用できます。
また、お互いに入力できるので、協力して家計簿を付けられます。



まくろー家も共有アカウントで共有しているよ
ペア家計簿
夫婦それぞれ自分のアカウントでログインして、共有したい口座を選んで共有する方法です。
家計として共有する口座を設定するとペア家計簿の画面でふたりの総残高や相手側の各口座(共有設定した口座のみ)の残高を確認できます。
家計として利用している口座だけを共有することで、同じアカウントで家計口座とプライベート口座の両方を管理できます。
ですが、ペア家計簿では残高がわかるだけで、相手側の家計簿に記録を付けたり、記録を修正したりすることはできません。どちらかが家計簿を付け忘れると金額が合わなくなりますので注意が必要です。


履歴確認期間が長い
家計簿を付けていると、
- 収支を前年と比較したい
- 過去の支払いがいくらだったか確認したい
など、過去の記録を確認したいときがあります。
過去1年分しか履歴を確認できない家計簿アプリもありますが、履歴確認期間が短いと家計簿としてはあまり使い勝手がよくありません。
例えば、12月が終わって年明けに前年の収支を前々年と比較したいと思ったとき、履歴確認期間が1年だと前々年の履歴がなくなっているので比較できません。
なので家計簿を振り返りたい場合には、履歴確認期間も家計簿アプリを選択するポイントの1つです。
上記の例のように前年と前々年を比較することを考慮すると、履歴確認期間は3年以上あると良いですが、なんとZaimは無料版でも10年分も履歴が確認できます!
操作性が優れている
Zaimではユーザーの操作性を意識したユーザーインターフェース(UI)作りをしています。直感的に操作できるのでストレスなく家計簿を付けられます。
家計簿アプリなので特に重要なのは「すぐに記録を付けられること」です。
Zaimではアプリ下部に「ホーム」「残高」「履歴」「分析」のナビゲーションバーがありますが、どの画面にいても右下にペンのアイコンがあり、このアイコンを押せばすぐに記録画面になります。


無料版で十分に家計管理ができる
ここまでZaimのいろんな機能について解説してきましたが、これらの機能は基本的に無料で使えます。
まくろーも2016年からZaimを利用していますが、ずっと無料版でお世話になっています。Zaimには有料版もあり魅力的な機能はありますが、無料版でも十分に家計管理ができます。



無料で使えるのは家計に優しいね!
Zaim有料版の機能や申込方法は
記事で詳しく解説しています。Zaimを活用したカケイク流家計簿
最後にカケイクジャーニーが紹介しているZaimを使った家計管理方法「カケイク流家計簿の付け方」を紹介します。
カケイク流家計簿の付け方は「上級編」「中級編」「初級編」の3つに分かれていて、それぞれ資産管理、積立管理、予算管理ができます。


資産管理までできる「上級編」を推奨していますが、目的に応じたレベルを選択して実践してみてください。いずれのレベルでもZaimを活用した家計管理をしています。
先ほど解説した通り、Zaimには「銀行・カード連携機能」がありますが、カケイク流家計簿では独自の予算管理や積立管理を行っており、口座連携させると上手く管理できなくなるので、全ての口座を手入力口座にしています。
Zaimにはいろんな機能がありますが、カケイク流家計簿の付け方で主に使う機能を列挙します。
- 支出記録
- 収入記録
- 振替記録
- 繰り返し入力
まとめ
Zaimの基本機能と便利機能について解説しました。
Zaimには家計管理がしやすいようにいろんな機能が搭載されています。そしてこれらの機能は基本的に無料で使えるので、家計管理の味方となる家計簿アプリです。
カケイク流家計簿を実践される場合には全ての機能を使うわけではないですが、ここで解説したZaim機能を参考に皆さんがより使いやすいようにいろんな機能を試していただけたらと思います。



家計簿アプリZaimで家計を豊かにしよう!
最後までありがとうございました!