初心者にもオススメ「投資信託」メリットやファンドの選び方を解説

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まくろー

こんにちは、まくろーです!

副収入の5分類のうち「投資」は誰でも挑戦できる副収入です。

投資には損失リスクがありますが、リスクを回避するポイントを押さえればそこまで恐れる必要はありません。

リスク要因を避けるポイントは以下の4つです。

  • 余裕投資
  • 分散投資
  • 積立投資
  • 長期投資

これらのポイントを踏まえたオススメの投資は「投資信託」です。

このページでは、投資信託とは何か、オススメする理由など解説していきます。

目次

投資信託とは

投資信託について

投資信託(投信)とは、投資家から集めたお金を元手に、運用のプロが株式や債券などいろんな投資先に投資して運用してくれる金融商品です。

自分の代わりに運用してくれるので、手間賃として手数料が発生します。

運用して得られた利益はお金を出してくれた投資家に、投資した金額に応じて分配金・償還金として還元されます。

まくろー

投資信託は「ファンド」、運用のプロは「ファンドマネージャー」とも呼ばれるよ

投資信託では大勢から資金を集めてまとめて運用するので、1人1人は少額の投資額からでも始められます。

投資家から集めたお金を何に投資してどのように運用するかはファンドごとに異なり、運用方針によって運用成績にも違いが表れます。

例)ファンドの投資先
  • 株式(国内、国際など)
  • 債券(国内、国際など)
  • 不動産 など

投資信託の2つのタイプ

投資信託には2種類の運用タイプがあります。

  • インデックスファンド
  • アクティブファンド

インデックスファンド

インデックスとは「指標」、「指数」という意味です。

株式投資の世界では、株式の相場状況を表す目安として、いろんな株価指数が用いられています。よくニュースで耳にするもので言えば、「日経平均株価」、「TOPIX」などが該当します。

日本だけでなく、海外でも同様にいろんな株価指数があります。

株価指数の例
日本
  • 日経平均株価(日経225)
  • 東証株価指数(TOPIX) など
海外
  • ダウ平均株価(NYダウ)
  • S&P500
  • MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)
  • Nifty50 など

インデックスファンドとはこれらの指数に連動するように設計された投資信託です。

まくろー

運用成績の目安としている指標・指数(インデックス)のことを「ベンチマーク」と呼ぶこともあるよ

指数に連動するとは?

指数に連動させる代表的な方法は、その指数を構成している全ての銘柄を、同じ構成比率で保有する方法です。

例えば、「まくろー指数」という株価指数があったとして、その構成銘柄および構成比率は以下の通りだったと仮定します。

例)まくろー指数の構成銘柄と構成比率
銘柄比率
カケイク社30%
ジャーニー社25%
まくろー社20%
ママろー社15%
ミニろー社10%

※いずれも架空の銘柄です

まくろー指数に連動するように設計されたインデックスファンドがあったとすれば、上記の構成銘柄を構成比率が同じになるように保有すれば、指数に連動することができます。

指数の構成と同じように投資すれば良いので、銘柄選定の手間がかからずに運用でき、手数料が低く抑えられます。

アクティブファンド

インデックスファンドは指数の連動を目指したファンドでした。

一方、アクティブファンドは指数を上回る運用成果を目指すファンドです。インデックスファンドと異なり、ファンドマネージャーによる銘柄選定の良し悪しが運用成果に影響を与えます。

銘柄を選ぶには入念な調査・分析が必要なので、手間がかかり、手数料が割高である場合が多いです。

インデックスファンド、アクティブファンド、それぞれ一長一短がありますし、どれが正解というものでもありませんが、過去のデータでは、インデックスファンドの方が勝率が高いと言われています。

なので、安定的な資産運用を目指した場合、現在のトレンドとなっているのはインデックスファンドです。

投資信託のメリット

投資信託のメリット

投資信託には以下のメリットがあります。

  • 運用を任せられる
  • 少額から始められる
  • いろんな投資先に分散投資してくれる

運用を任せられる

銘柄選びの知識がなくてもファンド側で銘柄を選んで投資してくれるので、投資初心者でも始めやすい投資です。

少額から始められる

投資は余裕資金の範囲内で行うのが原則ですが、ある程度まとまった資金が必要な場合が多いです。

ですが、投資信託は少額から始められ、中には100円から投資できるものもあるので、まとまった資金がなくても少額で無理なく投資できます。

いろんな投資先に分散投資してくれる

投資先を複数に分けておけば、1つがダメでも他の投資先でカバーできる場合があるので、リスクを軽減するためには分散投資がオススメです。

ですが、複数の投資先を選定するのも大変ですし、投資先が多岐にわたると管理も大変です。

投資信託は投資先を分散して運用してくれるので、投資家自身の手間が省けて手軽にできる投資です。

投資信託はリスク要因を避けられる投資法

冒頭でも触れた通り、投資のリスク要因を避けるポイントは、以下の4つです。

投資のリスク要因を避ける4つのポイント
  1. 余裕投資
  2. 分散投資
  3. 積立投資
  4. 長期投資

投資信託はこれら4つのポイントを全て考慮できる投資法です。

余裕投資

余裕投資とは余裕資金の範囲内で投資することを指します。

投資信託は少額から始められるので、余裕資金の範囲内で行うことができます。

分散投資

メリットでも解説した通り、投資先を分散して運用してくれるので、1つがダメでも他の投資先でカバーすることができます。

積立投資

投資ではドルコスト平均法により一時的な価格変動の影響を小さくすることができます。投資信託では積立設定をして定期的に積立投資をすることができるので、ドルコスト平均法に沿った投資ができます。

積立頻度は毎日、毎週、毎月などそれぞれの家庭に合わせて設定可能です。少額から始められる点も積立投資しやすいポイントです。

ドルコスト平均法

価格が変化する金融商品を定期的に一定額ずつ積立投資する方法。

金融商品の価格が一時的に高いときでも低いときでも、長期的に見れば金額の差を平均化して購入することができ、安定した運用が可能となります。

長期投資

投資信託は手間がかからず、少額でできるので、無理せずに長期間継続しやすい投資です。

投資信託は投資のリスク要因を避けるポイントを押さえた投資法なので、失敗するリスクを軽減できるオススメの投資です。

投資信託の注意点

当然投資ですので、元本が保証されないことには注意が必要です。その他には以下の注意点が挙げられます。

  • 手数料がかかる
  • 短期間で大きく増やしにくい
  • 物足りなさを感じる場合がある

手数料がかかる

投資信託は運用をファンドに任せているので、その分の手間賃として手数料がかかります。

手数料には主に以下の4つがあります。

投資信託の手数料
購入時1. 買付手数料
保有中2. 信託報酬
売却時3. 解約手数料
4. 信託財産留保額

買付・解約手数料

投資信託の売買時に発生する手数料です。売買するたびに発生します。

信託報酬

投資信託の運用・管理のためにかかる費用です。保有している間に発生する手数料です。

信託財産留保額

売却時に発生する費用です。

投資信託を売却すると、売却した投資家に代金を支払うために運用中の投資信託の一部を換金する必要があります。

換金には手数料が発生しますが、その手数料を投資信託を保有し続ける他の投資家に負担させるのは不公平なので、換金手数料は売却した投資家本人に負担してもらうという考え方で、信託財産留保額という手数料を支払う必要があります。

まくろー

買付・解約手数料、信託財産留保額は手数料がかからない場合もあるから、各ファンドの手数料情報を確認しよう

短期間で大きく増やしにくい

投資信託は時間をかけて資産を増やすタイプの投資手法です。短期間で大きく増やしたい方には向いていない投資になります。

物足りなさを感じる場合がある

これはメリットの裏返しのデメリットです。運用をお任せするので、一度積立設定してしまえば手間がかからないのがメリットではあります。

ですが逆に言えば、その他に特にやることがありません。自分で企業分析をしたり、より成績を上げられそうな投資先を見つけたりしたい方は投資信託は物足りなさを感じてしまうかもしれません。

投資信託を選ぶポイント

投資信託にはいろんなファンドがあります。どのファンドを選ぶか迷ってしまいますよね。

ここからは投資信託を選ぶポイントについて解説します。

ファンドの選ぶポイント
  • 手数料が高くないか
  • 無理して分配金を出していないか
  • 純資産総額は少なくないか

手数料が高くないか

先ほど解説した4つの手数料(買付・解約手数料、信託報酬、信託財産留保額)ができるだけかからない方が良いので、手数料の低いファンドを選ぶと良いでしょう。

無理して分配金を出していないか

運用利益を投資家に還元するため、分配金(株でいう配当金みたいなもの)が出るファンドもあります。

分配金が出ることは一見メリットのように感じますが、中には運用利益以上の資金を分配金に充てているファンドもあります。この原資はどこからきているかというと、皆さんの投資元本です。

つまり、自分の身を削って分配しているということです。タコが自分の足を食べる様子に例えて、「タコ足分配」なんて言い方もされます。タコ足分配の場合、運用資金が減ってしまいます。

一方、分配金は出ないものの、運用利益は内部で自動的に再投資して、資産の成長を優先しているファンドもあります。

純資産総額は少なくないか

純資産総額とは、ファンドが運用している資産の総額を示しています。

投資信託はたくさんの投資家からお金を集めて、まとまったお金で投資するスタイルをとっています。つまり、お金が集まらなかった場合には、想定した運用ができずに成果が上がらなかったり、最悪の場合は運用が中止されてしまったりする場合があります。

目安は30億円や50億円と言われていますので、目安額を参考に純資産総額が少ないファンドは注意しましょう。

まくろー家が保有しているファンド

参考までにまくろー家で保有しているファンドを一覧にまとめておきます。

スクロールできます
ファンド名買付手数料解約手数料信託報酬信託財産留保額分配金純資産総額
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)なしなし0.05775%以内なしなし4.8兆円
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)なしなし0.09372%以内なしなし6.1兆円
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドなしなし0.0938%程度なしなし1.9兆円
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドなしなし0.0938%程度なしなし3,080億円
※2024年12月時点の情報です

いずれも人気のインデックスファンドで、よくオススメされるファンドかと思います。

まとめ

投資信託について、メリットやファンドの選び方について解説しました。

投資信託は運用を任せることができ、投資のリスク要因を避けるポイントを押さえた投資法なので、失敗しにくいオススメの投資です。

余裕資金として眠っている資金があったら投資信託に投資することをオススメします。

投資信託を始めるには証券会社に口座開設する必要があるので、まずは口座を開設しましょう。

代表的な証券会社
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • 松井証券
  • 野村證券
  • 大和証券
  • みずほ証券
  • DMM.com証券 など
まくろー

口座は無料で開設できるから、とりあえず開設しておくと良いよ!

最後までありがとうございました!

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このサイトを運営している人

ママろー(妻)とミニろー(子ども)の3人暮らし。
平凡なサラリーマンとして仕事をしつつ、育児に励んでいます。
特技は家計管理!まくろー家の黒字家計を支えています!
家計簿アプリ「Zaim」を使った家計管理が得意です。

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