こんにちは、まくろーです!
ママろーです
ミニろーだよ
子乗せ電動自転車は小さい子どもを連れた移動手段の1つです。子どもが生まれるタイミング、子どもが保育園に入園するタイミングなどで電動自転車の購入を検討される方も多いと思います。
子乗せ電動自転車は安くても10万円近くするものなので、購入して失敗したくないですよね。
そこでこのページでは、子乗せ電動自転車ついて選び方などを解説していきます。
子乗せ電動自転車とは
子乗せ電動自転車とは?
電動自転車とよくいいますが、正確には「電動アシスト自転車」です。ペダルを漕いだ力がモーターによって増幅されて自転車の運転をアシストしてくれる自転車のことを指します。
漕ぎ出しや坂道運転を楽にしてくれたり、重いものを運んでも安定して運転できたりするので、以下のような方々で電動自転車が利用されています。
- 買い物で重い荷物を日常的に運んでいる
- 普段から坂道の多い道を走っている
- 長距離走行している
- ご高齢の方など足腰が弱っている
- 保育園の送り迎えで子どもを乗せている
このうち、子どもを乗せるのに特化した電動自転車を「子乗せ電動自転車」といいます。
普段の買い物、保育園・幼稚園の送り迎えなどで小さい子どもを自転車に乗せる機会が多い場合には、安全性・走行性の観点から子乗せ電動自転車がオススメです。
子乗せ電動自転車の特徴
- チャイルドシートが付いている
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「子乗せ」なので当たり前ですが、一番の特徴はチャイルドシートが付いていることです。
チャイルドシートは自転車の前もしくは後ろに設置されています。前だけ、後ろだけに設置するのはもちろん、前と後ろの両方に設置して子ども2人を乗せることもできます。
- 安全性に走行できるよう作られている
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子どもを乗せても安全に走行できるように設計されています。
車体の強度、走行・操作性能、安定性など一定の基準をクリアした子乗せ電動自転車は「幼児2人同乗基準適合車」として認められています。
幼児2人同乗基準適合車に該当する電動自転車の場合、一般的にサドル下のフレームパイプにシールが貼られているので目印になります。
幼児2人同乗基準適合車でない電動自転車でもチャイルドシートを設置できるものもありますが、安全に設置するには条件があったり、子どもを1人までしか乗せられなかったりするので、幼児2人同乗基準適合車を選んだ方が安心です。
子乗せ電動自転車の選び方
前乗せ?後ろ乗せ?子どもを乗せる位置
前乗せタイプ
自転車の前カゴ部分にチャイルドシートが設置されているタイプです。
前乗せタイプは子どもを視界に入れながら運転できるので、子どもの様子を確認しやすいのが最大の特長です。
一方、前カゴ部分にチャイルドシートが設置されているので、カゴが使えず荷物を入れる場所に困ります。また、4歳程度までが対象年齢となっている場合が多いので、長く子どもを乗せたい場合には別途後ろ乗せチャイルドシートを設置するなどの対策が必要です。
後ろ乗せタイプ
自転車の荷台部分にチャイルドシートが設置されているタイプです。
後ろ乗せタイプは前カゴを使えるのがメリットです。買い物した荷物、保育園・幼稚園の荷物などを置くことができます。小学校入学前までが対象年齢である場合が多いので、長く使えるのもメリットです。
一方で、子どもの様子を確認しにくいのが注意点です。
私も小さい頃に後ろ乗せタイプに乗っていたけど、身を乗り出していたら電柱にぶつかったことがあるよ
後ろに乗った子どもに気を付けながら運転する必要があります。また、子どもが靴などのモノを落としてしまったときに後ろ乗せだと気付きにくく、家に着いてから気付いたということもあります。
ウチも後ろ乗せタイプだけど、ミニろーが靴を落として何度か探しに行った経験があるよ
タイヤサイズ
20インチ、24インチ、26インチなどタイヤのインチ数に違いがあります。
1インチは2.54 cmなので、20インチなら約51 cm、24インチなら約61 cm、26インチなら約66 cmになります。
一般的に自転車のインチ数の違いはスピードの出しやすさに関わりますが、子乗せ電動自転車では子どもの乗せ降ろしのしやすさにも影響します。
20インチの場合は子どもの乗車位置が高くないので、子どもを高く持ち上げずに乗せ降ろしできます。
バッテリー容量
電動自転車ではモーターによって漕いだ力を増幅させますが、バッテリーから供給される電気を使ってモーターを動かしています。なので、バッテリーの蓄電容量は走行距離に影響します。
容量は「Ah(アンペアアワー)」で記載された数字で表されますが、蓄電容量をもとに算出された走行距離目安も併せて記載されている場合が多いので、そちらを参考にしてみてください。
中には、走行しながら自動充電する電動自転車もあり、蓄電容量が少なくても長距離走行できます。
スタンドの立てやすさ
見落としがちなポイントですが、子乗せ電動自転車の場合はスタンドの立てやすさは安全性や快適性の面から結構重要です。
基本的には子どもを乗せたままスタンドを立てることになります。立てにくいスタンドだと、フラついて転倒してしまう恐れもあります。
スタンドの立てやすさは、スタンドの踏みやすさに起因しますが、踏みやすさの構成要素は2つあります。
- スタンドの長さ
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地面と接する部分が長いと足全体で踏み込めるのでスタンドを立てやすくなります。
- ハンドルとスタンドの距離
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スタンドを立てるときはハンドルを握りながらスタンドを踏み込む足に体重をかけると思います。
ハンドルとスタンドまでの距離が長いと体重をかけにくく、反対に短いと体重をかけやすいのでスタンドを立てやすくなります。
その他
上記で挙げたポイント以外にも、細かく見れば選定ポイントがありますので、簡単に紹介します。
ヘッドレストのガード範囲
子どもの頭部を保護するヘッドレストが顔の横まで覆われているものもあれば、後ろ側だけしかないものもあります。
スタンド連動のハンドルロック
ハンドルが固定されていないと子どもを安全に乗せ降ろしできません。スタンドを立てるとそれに連動して自動的にハンドルが固定されるものの方が安全です。
電源スイッチの起動時間
電動自転車は電源スイッチを入れてから運転します。
どのメーカーもすぐに起動するのでそこまで大差はありませんが、ワンテンポ遅く起動するものもあります。このワンテンポ遅いのが地味に気になる方もいるかもしれません。
鍵の開けやすさ
電子キーを持っていれば、電源スイッチを入れたときに自動で解錠してくれるものもあります。
レインカバーなどアクセサリーの互換性
純正のアクセサリーを使用する予定なら問題ないですが、サードパーティ製のアクセサリーの使用を考えている場合は、電動自転車とアクセサリーとの互換性もチェックしておきましょう。
電動自転車の大手メーカー3社
電動自転車はいろんなメーカーから販売されていますが、以下の3社が国内シェアのほとんどを占めており、このメーカーから選べば基本的には間違いないです。
ここでは各社の特徴を解説します。
- YAMAHA(ヤマハ)
- Panasonic(パナソニック)
- BRIDGESTONE(ブリヂストン)
YAMAHA(ヤマハ)
オートバイやピアノで有名なメーカーです。1993年に世界初の電動自転車を販売したパイオニアです。
PAS Babby(パス バビー)
スマートパワーアシスト
3つのセンサー(ペダルを踏む力、走行速度、ペダルを回す速さ)で走行状態を認識し、自動でパワーコントロールを切り替えてくれます。
ヘッドレストのガード範囲が広い
顔の真横までヘッドレストが伸びているのでガード範囲が広く、子どもの頭部が守られている安心感があります。
バッテリー残量のお知らせ機能
バッテリー残量が20%を下回るとランプとブザーでお知らせしてくれます。
充電が切れた電動自転車はただの重い自転車なので、バッテリーの残量管理は重要です。ランプだけだと残量低下に気付きにくいですが、音でもお知らせしてくれるので充電忘れを防止できます。
Panasonic(パナソニック)
誰もが知ってる大手家電メーカーです。電動自転車も製造しており、国内シェア1位で高い人気があります。
Gyutto(ギュット)
カルパワーアシスト
使用シーンに合わせてアシスト力を自動調整してくれる機能です。
ラクイック
電子キーを持っていれば手動で解錠しなくても、電源スイッチを入れると自動で解錠してくれます。鍵を取り出さなくて良いので煩わしさが解消されたり、解錠を忘れて漕ぎ出したりすることはなくなります。
本機能はラクイック対応モデルに限ります。
コンビと共同開発したチャイルドシート
車のチャイルドシートなどのベビー用品で有名なコンビと共同で開発されたチャイルドシートが装着されています。ベビー用品メーカーが手掛けているチャイルドシートなら安心して子どもを乗せられます。
BRIDGESTONE(ブリヂストン)
タイヤで有名なメーカーです。昔から自転車製造も手掛けており、電動自転車でも大きなシェアを誇ります。
bikke(ビッケ)
自動充電
走行中にペダルを止めたり、左ブレーキをかけたりすると自動でバッテリーが充電されます。このため蓄積容量が少なくても長距離を走行でき、充電回数を減らすこともできます。
カーボンベルト
前輪と後輪はチェーンで繋がれている自転車がほとんどですが、ブリヂストンではカーボンベルトを採用しています。
カーボンベルトは「サビない」、「外れにくい」のが特徴です。
まくろー家が購入した子乗せ電動自転車
まくろー家が実際に使用している電動自転車を紹介するよ
まくろー家ではミニろーが保育園に入園するタイミングで購入しました。保育園の送り迎えでの使用をメインとして購入しました。
商品概要
メーカー | YAMAHA(ヤマハ) |
商品名 | PAS Babby un SP (ミスティグリーン) |
モデル | 2024年モデル (2024年1月31日発売) |
チャイルドシート位置 | 後ろ乗せタイプ |
幼児2人同乗基準適合車 | ◯ |
PAS Babby un SP選んだポイント
後ろ乗せタイプ
保育園の送り迎えがメインの使い方なので、小学校入学まで使う予定ですし、保育園の荷物をカゴに入れることが多いと思っていました。
なので、対象年齢が長く、前カゴがある後ろ乗せタイプにしました。
カゴは大きさも十分です。
横幅30 cm x 奥行23 cm x 深さ24 cm
ハンドルとスタンドの距離
まくろーもママろーも小柄なので、ハンドルとスタンドの距離は短い方がスタンドを立てやすくなります。大手3社の中でもヤマハが一番距離が短く感じました。
参考までにハンドル先端からスタンド先端までの距離を実測したところ、約121cmでした。
ヘッドレストのガード範囲
顔の真横までヘッドレストが伸びているので子どもの頭部が守られます。
折りたたみ式チャイルドシート
高さ制限がある駐輪場に停めるときにはチャイルドシートの高さが邪魔となり、駐輪が困難な場合もあると思います。
PAS Babby un SPはチャイルドシートを折りたためるので、高さ制限がある駐輪場でも停めることができます。
背面ポケット
雨具など自転車に常備しておきたいモノを入れられる場所があると良いと思っていましたが、PAS Babby un SPには背面にポケットがありました。
スイッチデザイン
他のメーカーと比較すると、PAS Babby un SPのスイッチはまくろー家好みのデザインでした。
ヤマハのPAS Babby un SPはオススメだよ!
併せて購入すると良いアクセサリー類
電動自転車と併せて購入しておいた方が良いアクセサリーや周辺用品について解説します。
レインカバー
雨の日の傘差し運転はすごく危険です。大人はレインコートなどを着れば良いですが、忙しい朝などに子どもにも雨具を着せるのは大変なので、チャイルドシートにレインカバーを装着すると雨を防げます。
雨を防ぐだけでなく、日射しが強い日は日除けにもなります。
まくろー家は純正のレインカバーを購入しましたが、リトルキディーズなどサードパーティ製で人気のものもありますので、互換性を確認した上で購入すると良いです。
レインコート
雨の日にも運転することを想定している場合には、大人が着用するレインコートも用意しましょう。
子ども用ヘルメット
道路交通法でヘルメット着用は努力義務となっているので、子ども用ヘルメットは子どもの安全のために欠かせません。
バッテリーロック
バッテリーは中古でも高く売れるので、盗難被害に遭いやすいものです。バッテリーロックで鍵をかけておけば盗難被害のリスクが低減できます。
まとめ
電動自転車を購入するときの選び方を解説しました。
電動自転車は安くない買い物なので、解説した各社の特徴や選定ポイントを踏まえて自分に合った電動自転車を選んでいただければと思います。
電動自転車はいろんなメーカーから販売されていますが、特にこだわりがなければ、ヤマハ、パナソニック、ブリヂストンの大手3社から選べば間違いありません。
まくろー家ではヤマハの電動自転車を購入しましたが、まくろーもママろーも小柄なので、ハンドルとスタンドの距離が短いことが一番の決め手でした。
PAS Babby un SPは使いやすくてオススメだよ
最後までありがとうございました!