こんにちは、まくろーです!
カケイクジャーニーでは子どもにいろんな経験をしてもらうことをモットーに情報発信しています。
まくろー家長男のミニろーにもたくさんの経験をもとに大きく成長して欲しいので、いろんな体験をしてもらうことを心掛けています。
今回は、ミニろー体験記 学習編「図鑑」を紹介します。
図鑑の効果
子どもをどんな子に育てるか?
どんな子だってわが子は可愛いものですが、せっかくなら賢く育って欲しいとまくろー家では考えています。
賢く育てるには、いろんな方法があると思いますが、賢い子の育て方について、こんな書籍が出版されています。
16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える究極の子育て 『賢い子』は図鑑で育てる(瀧靖之著, 講談社, 2018)
また、図鑑について、こんな書籍も出版されています。
頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある(小川大介著, すばる舎, 2016)
これらの書籍では、賢さや頭の良さと図鑑には関連性があると説明されています。なぜ図鑑が賢さと関連するのか考えてみました。
体験(文化・芸術・自然)は子どもの学力や内面を成長させる
文部科学省が発表している「平成25年度全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)の結果を活用した学力に影響を与える要因分析に関する調査研究(成果報告書)1 」のデータを紹介します。
この調査では親の子どもへの働きかけが学力にどう影響するかについて調査されていますが、そのうち「博物館や科学館に連れて行く頻度」と小学校6年生の学力との関連について見ていきましょう。
どんな調査が行われたのか、概要を説明します。
調査概要
対象者 (アンケート回答者) | 全国の公立小学校に通う児童の保護者 |
有効回答数 | 14,383世帯 |
アンケート内容 | 「お子さんと一緒に博物館や科学館にどれくらい行きますか?」に対して、頻度を回答 |
分析内容 | 子どもの学力テスト「全国学力・学習状況調査※」の結果に博物館や科学館に行く頻度が影響するか? |
※全国学力・学習状況調査
毎年4月中旬に小学6年生と中学3年生を対象に行われる学力テスト。
2018年度まで国語と算数(数学)は、知識を問う「A問題」と活用の力を問う「B問題」の2種類がありました。(2019年度からはA問題とB問題は統合されました。)
今回のデータは2013年度(平成25年度)の調査結果なので、国語A、国語B、算数A、算数Bでそれぞれ分析されています。
結果
結果はコチラ
です(文部科学省「平成25年度全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)の結果を活用した学力に影響を与える要因分析に関する調査研究(成果報告書) 」より作図)子どもと博物館や科学館に行った頻度が多い家庭ほど子どもの学力が高いという結果が得られました。
この他、同じく文部科学省が発表している「令和2年度 青少年の体験活動に関する調査研究 報告書2」では、小学校の頃に体験活動を多くしていた子どもは、自尊感情、感情調整など内面的な側面でも良い効果が見られています。
このように、子どもの頃のいろんな体験は学力向上や内面的成長に繋がります。
「百聞は一見にしかず」ということわざがあるように、何ごとも一度自分の目で見て、実際に触れた方が理解が進み、成長を促すということです。
いろんな体験をさせてあげるのが子どもを賢く育てるコツだね
図鑑は体験を補うツール
体験と学力との関係性が図鑑とどのように関連するかについて考えていきます。
先ほどの調査では博物館や科学館が取り上げられましたが、その他にも動物園、水族館、植物園、美術館など体験できるスポットはたくさんあります。
ですが、時間的あるいは金銭的な制約などからそのような場所へ頻繁に行っている家庭はあまり多くはないと思います。前出の調査を見ると、博物館や科学館に2〜3ヶ月に1回以上行く家庭は5%にも及びません。
また、動物園、水族館、博物館などの体験スポットが近隣もしくは行くことができる距離にあればまだしも、そもそも遠くて物理的に行くのが困難な家庭もあると思います。
体験スポットになかなか行けない
そんなときに図鑑が役立つよ
いろんな制約から子どもに十分な体験をさせてあげられなくても、それを補うことができるのが「図鑑」です。
実物を直接見て触れるわけではないですが、図鑑は写真やイラストなどがふんだんに使われ、それを説明する文章や豆知識的な内容も記載されているので、いろんなことを擬似的に「体験」できるツールです。
図鑑は擬似体験を通して学力を向上させる
ここまで解説してきた通り、体験は学力を向上させ、図鑑は擬似的体験を得られる身近なツールです。
つまり、
図鑑 ⇒(擬似)体験 ⇒ 学力向上
このような関係で、図鑑が賢さと関連していると考えられます。
図鑑には子どもを賢く育てる効果があるんだね
図鑑で擬似体験して賢くなるぞ!
どの図鑑を選ぶか?
人気の図鑑
図鑑はいろんな出版社から販売されていますが、人気のシリーズは以下の3つです。
- 小学館の図鑑NEO(小学館)
- 学研の図鑑LIVE(Gakken)
- 講談社の動く図鑑MOVE(講談社)
なので、この3シリーズから選べば間違いないでしょう。
まくろー家もこの3シリーズからどれを選ぶか悩みましたが、まくろー家は「小学館の図鑑NEO」にしました。
小学館の図鑑NEOにした理由
人気の3シリーズは、動物、魚、植物、恐竜など、図鑑としての基本的な分野は網羅されていますが、小学館の図鑑シリーズには芸術分野も含まれている点が特長です。具体的には「絵画」、「音楽」があります。
絵画や音楽は美術館や演奏会に行って得られる体験ですが、動物園や水族館と比較すると行く機会は少ないと思いました。これこそまさに図鑑による擬似体験で補うべき分野だと考えました。
加えて、まくろーとママろー(まくろーの妻)が絵画や音楽に興味があり、今後勉強したいと思っていた分野でした。
これらの理由からまくろー家では絵画や音楽の図鑑も発売されている「小学館の図鑑NEO」を選びました。
ミニろーが保有している図鑑
ここからはミニろーが実際に持っている図鑑について購入した年齢と併せて紹介します。
6ヶ月のときに購入
小学館の図鑑NEOアート 図解 はじめての絵画
1歳半のとき購入
小学館の図鑑NEO 動物
小学館の図鑑NEO 水の生物
小学館の図鑑NEO 岩石・鉱物・化石
小学館の図鑑NEO 星と星座
小学館の図鑑NEO 音楽
今後も新しく購入したら更新していくね
お子さんの興味に合わせて1冊ずつ購入すれば、「せっかく購入したのに全然読んでくれない」なんてことにはなりにくいでしょう。
一方まくろー家では、ミニろーが読むか読まないかはさておき、いろんなものを知ってもらう環境だけはとりあえず整えておきたいという思いから、複数冊購入しています。
5冊まとめて購入するなら、コチラ
のショップだと収納BOXをプレゼントしてもらえてお得だよ!図鑑の収納は絵本棚がオススメ
図鑑を集めていくと後々困ってくるのが置き場所です。
一般的な本棚に収納する方法もありますが、
- サイズが大きくて本棚に入らない
- 子どもが読みたいときに読めない
などのデメリットもあります。
そこでオススメなのが「絵本棚」です!
- 大きな図鑑も収納可能
-
絵本棚には絵本の収納スペースとは別に図鑑やおもちゃ箱などが置ける大きめのスペースもあります。大きめのスペースに図鑑が何冊も並んでいると図書館みたいでなんだか迫力がありますよね。
ミニろー僕の絵本棚にも図鑑がたくさん並ぶと良いな
- 読みたいときに読める
-
子どもの手が届く高さに図鑑を置けるので、子どもが読みたい!と思ったときに自分の意志で図鑑を取り出して読むことができます。
- 重い図鑑を下に置ける
-
図鑑は1冊で結構な重量があるので、もし地震などで図鑑が上から落ちてきたら危険です。そばに子どもがいて頭などを打ったら大事故になりかねません。絵本棚の大きめのスペースは下段に設置されている場合がほとんどなので、重い図鑑が上から落ちてくる心配はなくなります。
まとめ
ミニろー体験記 学習編「図鑑」を紹介しました。
図鑑は子どもの成長を促す良いツールです。動物園や水族館などでの直接的な体験ができなくても、図鑑が擬似体験を通して補ってくれます。
お子さんに賢く育って欲しいと思っている方は図鑑を検討してみてね
最後までありがとうございました!