松島観光船「仁王丸」体験レポ|おすすめ座席・予約方法・絶景の見どころ完全ガイド

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まくろー

こんにちは、まくろーです!

ママろー

ママろーです

ミニろー

ミニろーだよ

先日初めて家族3人旅に行ってきました。行き先は仙台・松島。

働く車が好きなミニろーが前から「バス乗りたい」、「電車乗りたい」、「新幹線乗りたい」と連呼してたので、今回のテーマは「乗り物づくしの旅」。

松島の観光スポットを調べたところ、観光船に乗船できるとの情報が!

今回の乗り物づくしの旅にピッタリだったので、体験してきました。

そこで、このページでは「松島島巡り観光船」の体験レポートをまとめます。

目次

日本三景・松島の海を巡る観光船

松島とは?

宮城県の松島湾とその周辺の約260の島々の総称が「松島」です。

松島は京都の天橋立、広島の宮島と並び、日本三景の1つに数えられています。

おくのほそ道で有名なあの松尾芭蕉も松島の美しさのあまり、一句も詠めなかったと言われるほどの景観を誇ります。

松島観光の定番スポット「松島島巡り観光船」とは

松島には国宝の「瑞巌寺」、重要文化財の「円通院」、海鮮グルメを食べられる「松島さかな市場」などの観光スポットがありますが、松島といえばその景勝。

俳聖と称されるほど日本史上最高の俳人である芭蕉でさえ句に収めることができなかったその美しい景色を堪能するには観光船がオススメです。松島の代表的な島々を観光船で巡りながら絶景を間近で満喫できます。

最寄の松島海岸駅に到着後、乗車したタクシーの運転手に観光パンフレットを渡されつつ、いの一番に聞かれたのは「観光船乗りますか?」でした。

それほど松島島巡り観光船は定番の観光スポットなのだと感じました。

実際、一般の観光客も多かったですし、ツアー団体、海外の観光客もたくさん来てました。

松島島巡り観光船の基本情報

団体客向けとして貸切中型船コースもありますが、通常は大型船の仁王丸コースなので、仁王丸コースについて記載します。

名称松島島巡り観光船
運営団体松島島巡り観光船企業組合
所在地〒981‑0213 宮城郡松島町松島字町内85番地
最寄駅JR仙石線「松島海岸」駅
電話番号022‑354‑2233
対応時間:8:00〜17:00(冬季8:30〜16:00)
乗り場松島海岸中央観光桟橋
船名大型船「仁王丸」
出航時間9:00※、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00※
※9:00、16:00は臨時運行
所要時間約50分
ルート全長約17km
①雄島→②双子島→③千貫島→④布袋島・恵比寿島・大黒島・毘沙門島→⑤伊勢島・小町島→⑥かぶと島→⑦箕輪島→⑧筆捨島→⑨馬の鞍掛島・化粧島→⑩在城島→⑪ドーラン島→⑫モンド島→⑬材木島→⑭火付島→⑮馬放島→⑯うさぎ島→⑰夫婦島→⑱鐘島→⑲小藻根島→⑳仁王島→㉑鍋島→㉒水島→㉓桂島→㉔石浜崎→㉕舟入島→㉖チリ島→㉗陰田島→㉘石浜水道→㉙石浜→㉚野々島→㉛寒風沢島→㉜大島→㉝屏風島→㉞犬島→㉟経々島→㊱福浦島→㊲福浦橋
運賃大人(中学生以上):1,500円、小人(小学生):750円、幼児(未就学児):無料
※キャンペーンで割引になっている場合があります。
グリーンシート料金大人(中学生以上):600円、小人(小学生)300円、幼児(未就学児):無料
※グリーンシートは運賃にプラスαでかかる料金です。
ルート

船内の席は左右の窓際席と中央席の3レーンに分かれています。観光船内は自由席となっており、桟橋に並んだ順で乗船するので、窓際に座りたい場合には早めに並びましょう。

窓際に座る場合でも、右側に座るか左側に座るかで見やすい島に違いがあります。

ルート上にある見どころ(①〜㊲)が左右どちら側で見えるか下表にまとめます。

左側で見やすい見どころ
(8ヶ所)
右側で見やすい見どころ
(28ヶ所)
③千貫島、⑱鐘島、⑲小藻根島、⑳仁王島、㉓桂島、㉔石浜崎、㉖チリ島、㉙石浜①雄島、②双子島、④布袋島・恵比寿島・大黒島・毘沙門島、⑤伊勢島・小町島、⑥かぶと島、⑦箕輪島、⑧筆捨島、⑨馬の鞍掛島・化粧島、⑩在城島、⑪ドーラン島、⑫モンド島、⑬材木島、⑭火付島、⑮馬放島、⑯うさぎ島、⑰夫婦島、㉑鍋島、㉒水島、㉕舟入島、㉗陰田島、㉚野々島、㉛寒風沢島、㉜大島、㉝屏風島、㉞犬島、㉟経々島、㊱福浦島、㊲福浦橋
※㉘石浜水道は左右どちらでもないので、計36ヶ所を左右で振り分けました。

左側で見やすいのは8ヶ所、右側で見やすいのは28ヶ所です。

数だけ見ると一見右側の窓際席が良さそうに思います。ですが、船名の由来になっている「仁王島」、4つの洞門がある「鐘島」、伊達政宗の逸話に由来する「千貫島」、人が住んでいる「桂島」など、松島湾内で有名な島は左側の窓際席の方が見やすくなっています。

数が多い右側席か、有名な島が見やすい左側席か、はたまたどちらもほどほどに見られる中央席か。どこに座りたいか事前に決めておくとスムーズに乗船できます。

まくろー

僕はせっかくなら有名な島を見たいから左側の窓側席をオススメするよ

また、開放的かつ壮大な眺めを楽しみたい方は2階展望デッキがオススメです(2階展望デッキにはグリーンシート料金が別途必要です)。

グリーンシートは船内1階前方で販売されています。

グリーンシート乗換券

定員になり次第販売終了となるので、乗船したら真っすぐ前に進みましょう(現金支払なので事前に用意しておくとスムーズです)。

アクセスと乗船券の購入・予約方法

乗り場と乗船券販売所へのアクセス

最寄駅は「松島海岸」駅です。

松島海岸駅は仙台駅からJR仙石線で約40分北上した位置にあります。

松島海岸駅から仁王丸の乗り場までは6〜7分ですが、その前に乗船券販売所で乗船券を購入する必要があります(ネット予約している場合でも一度乗船券販売所にて乗船手続きを済ませます。)。

乗船券販売所は駅前に1ヶ所と海岸沿いに3ヶ所、計4ヶ所あります。

乗船券販売所
  1. 松島海岸駅前
  2. 松島グリーン広場
  3. 中央営業所
  4. 五大堂営業所

どの乗船券販売所で購入しても問題ありません。

松島海岸駅から直接乗り場に向かうなら、松島海岸駅の目の前にある①「松島海岸駅前」、乗り場に一番近い③「中央営業所」が距離的には最短です。

ですが、最短距離だからこそ混雑しやすいので、販売所には行列ができます。

松島海岸駅前販売所の行列

まくろー家はホテル(小松館好風亭)に荷物を預けてから乗り場に向かったので④「五大堂営業所」にて乗船手続きをしましたが、並んでいる人はいませんでした。

乗船券の購入・予約方法

乗船券

4ヶ所いずれかの乗船券販売所で乗船券を購入しますが、予約することもできます。予約は公式HPの他、じゃらんなどからも予約できます。

ここではじゃらんの予約方法を解説します。

STEP
松島島巡り観光船ページにアクセス
STEP
希望日時を選択
STEP
必要事項、ポイント利用数を入力
まくろー

まくろー家は今回全額ポイントで支払ったよ

STEP
予約内容の確認、予約確定
まくろー

じゃらんなら大人900円、小人450円で予約できるよ

STEP
当日、乗船券販売所にて乗船券引換

※乗船券がないと乗船できないので、乗り場に向かう前に必ず乗船券販売所にて乗船券の引き換えをしましょう。

いざ乗船!

乗船レポート

船内にもトイレはありますが、事前にトイレを済ませておきたい場合には中央営業所(松島海岸レストハウス)で済ませます。

松島海岸レストハウス

乗り場は松島海岸中央観光桟橋の1番乗り場です。

並んだ順で乗船となるので、希望の席がある場合には早めに乗り場に向かいます。

出航時間の10分前頃に乗り場に観光船が到着します。

ミニろー

僕達は平日11:00の便に乗ったよ

まくろー

10:50頃には乗り場に来るよう販売所で説明があったね

ママろー

でも出航時間の25分前の10:35頃には既に行列ができてたよ

出航時間の25分前にはこの行列

乗船10分前頃(10:50頃)に仁王丸が到着しました。前の便の乗客が下船したらいよいよ乗船です。観光船の後方から乗船します。

観光船の後方から乗船

2階展望デッキを希望する場合は正面カウンターにてグリーンシートを購入します。

グリーンシートの購入は正面カウンターへ

2階展望デッキには階段で上がっていきます。2階展望デッキも1階席と同様に左右の窓際席と中央席の3レーンに分かれています。

2階展望デッキの様子

出航時間(11:00)を迎え、船が動き始めました。

動き始めた船から外を撮影

松島湾内を観光中は前方のモニター映像とガイドアナウンスで付近の島々を説明してくれました。

まくろー家は左側の窓際席に座ったので、有名な鐘島、仁王島をよく見ることができました。

鐘島
仁王島

2階展望デッキは屋外にも出られます。

船外から撮影した景色
船外から撮影した景色

50分間島々を巡り、下船しました。ミニろーは初めての船だったので船酔いしないか心配でしたが、船はそこまで揺れることなく、船酔いせずに無事に島巡りを終えました。

下船後は観光船と記念撮影をしました。

大型観光船「仁王丸」の前で記念撮影

船内設備

船内にあった設備の一部を紹介します。

船内設備の例
  • 売店
  • トイレ
  • エアコン

売店

船内には1階から2階に上がる途中に売店があり、出航後に営業が開始されます。

アルコール類、ノンアルコールビール、おつまみ、スイーツなどが売っていました。

船内売店は出航後に営業開始

まくろー家は地ビールを買って乾杯しました。

船内売店で購入した地ビールで乾杯

トイレ

船内にはトイレもありました。

途中でトイレに行きたくなったり、船酔いで吐き気を催したりした場合には利用すると良いと思います。

船内のトイレ

エアコン

まくろー家は寒くなってきた10月下旬に乗船しましたが、船内は暖房が効いてて暖かかったです。

ですが、2階展望デッキの屋外や観光船の乗船まで並んでいる間は海風も相まって寒かったので、寒い季節の防寒対策は必要かもしれません。

まくろー家は寒い時期しか体験してないので、暑い季節に冷房が効くかは分かりません。

その他情報

その他観光船体験に関連した情報を共有します。

ベビーカーのまま乗れる?

ベビーカーにお子さんを乗せたまま乗船することはできます。実際にミニろーもベビーカーのまま乗船しました。

ですが、船内はそこまで広いわけじゃないので、ベビーカーを広げた状態のままだと他のお客さんに迷惑をかける可能性はあります。

また、2階展望デッキに行く場合には階段を上がるので、ベビーカーを畳まざるを得ません。

ペットは同伴可能?

ケージに入れればペットの同伴は可能です。実際にケージに入れてワンちゃんを連れているお客さんもいました。

まとめ|松島遊覧船は家族にも観光にもぴったりの体験

日本三景・松島の定番観光スポット「松島島巡り観光船」の体験レポートを共有しました。

松島の絶景を海上から間近で眺められる「松島島巡り観光船」は松島観光で必須と言っても過言ではないスポットです。

仁王島や鐘島などの名所を間近で見られるだけでなく、海風を感じながらのクルーズは非日常そのもの。

まくろー家のように小さな子ども連れでも安心して楽しめました。

春の新緑、夏の青空、秋の紅葉、冬の静けさ…季節ごとの景色の違いも楽しめると思います。

席は松島湾内で有名な島が見やすく開放的な2階展望デッキの左側の窓際席がオススメ。

松島湾の美しさを心ゆくまで堪能してください。

ミニろー

松島を訪れるなら、松島島巡り観光船で日本三景・松島の絶景を海上で体感してみてね

最後までありがとうございました!

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このサイトを運営している人

ママろー(妻)とミニろー(子ども)の3人暮らし。
平凡なサラリーマンとして仕事をしつつ、育児に励んでいます。
特技は家計管理!まくろー家の黒字家計を支えています!
家計簿アプリ「Zaim」を使った家計管理が得意です。

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