
こんにちは、まくろーです!
スマホ写真の容量不足問題を解決してくれるNASですが、NASを導入することで、
- 何ができるのか?
- どんなメリットがあるのか?
気になりますよね?
そこでこのページでは、NASでできること、NAS導入のメリットについて解説します。
NASとは?
Network Attached Storageの頭文字を取ってNASと呼ばれています。
日本語では「ネットワーク接続ストレージ」と言い、オンラインストレージ(Google Drive、OneDrive、iCloudなど)と外部ストレージ(外付けHDDやSSDなど)の良いとこ取りをしたようなデータ保存方法です。
NASはテラバイト(TB)レベルの大容量データを保存できるのがメリットです。
また、その名の通り、ネットワークに繋がっていることも特長で、ネットワークに接続されているからこそのメリットもあります。
次のパートからはデータ保存の観点およびネットワーク接続の観点からNASでできることやメリットについて解説していきます。


データ保存関連でできること・メリット
データ保存の観点からできることやメリットは以下の通りです。
- 大容量データを保存可能
- 容量を増やせる
- 家族みんなで使える
安価に大容量データを保存可能
- 子どもができて撮影する機会が多くなった
- 副業(ブログ、YouTubeなど)を始めて写真や動画の素材を扱う
- カメラで写真撮るのが趣味
このような方々は写真や動画のデータが多くなって、スマホなどのデバイス自体のストレージは逼迫しがち。
オンラインストレージ(Google Drive、OneDrive、iCloudなど)にデータを移行している人も多いのではないでしょうか?



大容量データの保存ならNASにおまかせ!
NASにはHDDが搭載されています。
このHDDは自分の好きな容量を選ぶことができるので、個人利用なら十分過ぎるほどの大容量にすることができます。



わが家は4TBを搭載してるよ


オンラインストレージで大容量データを保存しようとすると、有料版として月払いもしくは年払いで維持費がかかります。
- プレミアムプラン(2TB)
-
月払い 年払い 料金 1,450円 14,500円 月換算 1,450円 約1,208円 年換算 17,400円 14,500円 ※2025年9月3日時点の料金
一方NASは機材購入のために初期費用はかかりますが、ランニングコストはかかりません(HDDの故障などを除く)。
NASを構築するのに必要な最低限の機材は、
NAS本体とHDD(NASキットの場合)ですが、
2TBの容量で構築する場合には、以下の通りです。
NAS本体 (NASキット) | 24,400円 |
HDD(2TB) | 11,091円 |
計 | 35,491円 |
NASはGoogle Oneの2〜2.5年程度のコストで大容量データを保存できます。
なお、NAS構築に必要な機材の詳しい解説は
記事をご覧ください。

容量を増やせる
- 子どもが増えてさらに撮影機会が増えた
- 副業が波に乗って、扱う写真や動画データが増えた
- 4K、8Kの動画を撮影するようになった
- テクノロジーの進化に合わせると扱うデータ量が大きくなっちゃう
このような方々は大容量のデータを今現在保存できていたとしても今後さらに保存容量が必要になるのでは?と不安になりますよね。



でもNASなら大丈夫!
NASはHDDを変えれば容量変更が可能です。
当初想定していた容量を超えてしまいそうな場合には、さらに大きい容量のHDDを搭載すれば容量を拡張することができます。
これはオンラインストレージより優れている点です。
オンラインストレージの有料版はTBレベルの大容量を保存できるものの、それでも制限があります。
上述したGoogle Oneなら2TBが上限なので、もっと容量が欲しいという場合には自由に容量を選べて拡張性のあるNASがオススメです。
家族みんなで使える
- 夫婦間で子どもの写真を画質を落とさず共有したい
- オンラインストレージを家族1人1人が個別で有料版を契約してるからトータルコストがかかっちゃう
各々が撮影したデータは当然デバイスが異なるので、写真データが分散してしまいます。
また、もしオンラインストレージを各々が有料契約している場合には料金面の負担も大きくなります(一部、家族みんなで使えるファミリープランを提供しているオンラインストレージもあります)。



NASはデータ共有もできるよ!
NASは1人利用するのはもちろん、複数人でも利用できます。
NASは個人利用というよりはむしろビジネスシーンで利用されることの方が多いと思いますが、ビジネスでチームのメンバーとデータ共有するときに使われます。



僕がNASを知ったのは会社で利用していたからなんだ
大容量データを保存できるだけでなく、複数人でデータを保存・共有できるのもNASのメリットです。
なので、家族で同じNASにデータを保存することができ、データを1つに集約できます。
NASに保存されたデータは家族みんなで閲覧することができます。
各々専用のフォルダを割り当てることができるので、他の家族の写真データとごちゃごちゃになるのを避けることもできます。
ネットワーク接続関連でできること・メリット
ネットワーク接続の観点からできることやメリットは以下の通りです。
- 外出先でもデータを保存・閲覧できる
- 両親・友人との写真共有ができる
外出先でもデータを保存・閲覧できる
- 旅行でたくさん写真を撮る予定
- 出先で過去の写真を見返したい
- 昔撮った写真を友達に見せたいけど…あの写真って前使ってたスマホの中だな



NASはネットワークに繋がってるから外出先でも使えるんだ
NASはネットワークに繋がっているので、ネット環境があればNASにデータを保存したり、NASに保存されたデータを閲覧したりできます。
旅行で写真をたくさん撮影する場合などでも、ネット環境下ならいつでもどこでも写真をアップロードできます。
また、過去に撮影した写真を見返したり友人に見せたりしたい時はNASに写真を保存しておけば、たとえスマホを機種変更したとしても、すぐにその写真にアクセス可能です。
両親・友人との写真共有ができる
- 一緒に旅行に行った両親と写真を共有したい
- 結婚式でみんなが撮った写真を共有したい
旅行や結婚式などのイベントでは、それぞれのスマホやカメラで撮影した写真を参加者全員に共有したいというケースもあると思います。



NASは家族以外の人とも写真共有できるよ
NASにアクセスできれば、誰でも写真を共有できます。
権限設定によって特定のフォルダだけ共有することができるので、共有したくない写真を他の人に見られる心配はありません。
まとめ
NASでできることやメリットについて解説しました。
NASは大容量HDDを搭載することで膨大な写真を保存でき、ネットワークが接続されていることでオンライン環境下ならいつでもどこでもデータのやり取りができます。
また、複数人で写真を共有することもできるので、利便性高く活用できます。
写真に着目して解説してきましたが、NASは写真以外にも色んなデータを保存できます。
例えば、音楽ファイルも保存できるので、スマホ自体のストレージに音楽が入っていなくてもオンライン経由でNASに保存した曲を聴くこともできます。



ストレージに悩んだら、NASがオススメだよ
最後までありがとうございました!



