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マイホームはどんな基準で選ぶ?家の選び方・見るべきポイントを解説

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まくろー

こんにちは、まくろーです!

ママろー

ママろーです

結婚して、子どもが生まれると、そろそろマイホームを検討し始めようか?と考えるご夫婦も多いのではないでしょうか。

住宅購入は人生で最大の買い物です。

住宅を購入する経験は人生で1度きりの場合が多いことから、ほとんどの人が経験値が少なく、どんな基準で住宅を選べば良いか分かりにくいと思います。

そこで、このページでは、まくろー家が住宅購入した経験を踏まえて、どんなポイントで住宅を選べば良いか、マイホーム選びの基準について解説します。

まくろー

まくろー家は一条工務店というハウスメーカーで注文住宅を建てたよ

目次

なぜマイホームが欲しいのか?

  • 良い年齢になってきたから
  • 若いうちに買わないと住宅ローンが大変だから
  • 結婚・出産でライフステージに変化があったから

といったように、漠然と「そろそろマイホームを」っていう意識で住宅選びを始めると、良い選び方ができません。

人生で一番高い買い物なので、本来は慎重に検討すべき買い物にも関わらず、案外なんとなくで購入を決めてしまいがち。

まずは、なぜマイホームが欲しいのか、その理由を夫婦で話し合いましょう。

マイホームが欲しい理由の例
  • とにかくマイホームが欲しいから
  • 老後に家賃を払い続けたくないから
  • 自分好みの間取りの家に住みたいから
  • 家の中で快適に過ごしたいから

マイホームが欲しい理由は1つに絞る必要はなく、複数あっても良いですが、優先順位を付けておくと良いです。

欲しい理由やその優先度を夫婦間ですり合わせておくと、家を見るポイントが明確になり、家を探しやすくなります。

マイホーム選びの基準

ここからはマイホーム選びの基準について、解説します。

マイホーム選びの基準の例
  • 間取り
  • 外観・雰囲気
  • 性能

間取り

間取り選びはマイホームだけでなく、賃貸で家を借りるときに経験されている方も多いので、家を選ぶといったら真っ先に思い浮かぶ選定基準は間取りだと思います。

「部屋の数」、「生活動線」、「平屋か2階建てか」などが該当します。

間取りは好みや生活スタイルによって、人それぞれの基準があるので、気に入った間取りを選びましょう。

まくろー家の場合は、こんな条件で間取りを決めました。

まくろー家の間取り条件
  • 回遊性がある(子どもが家の中で走り回れるように)
  • 広めの脱衣室(洗濯物を室内干しできるように)
  • トイレが2つ(まくろーがトイレにこもるため)  など

外観・雰囲気

外観や雰囲気は完全に好みです。

「外壁の色や種類」、「壁紙の色」、「天井の高さ」など好みに合った家を選びましょう。

外観の注意点として、経年劣化で外壁が黒や緑に汚れる場合があります。これは、ホコリやカビ、コケ、藻などが原因です。

汚れがつきにくい外壁もあるので、汚れを気にする場合には、外壁の汚れにくさをポイントにすると良いです。

性能

住宅選びは一般的にこれまで解説してきた「間取り」や「外観・雰囲気(見た目)」で選ぶことが多いと思います。

1日平均15時間以上も家にいると言われるほど、家は人生の大半を過ごす場所です。家にいる時間を快適に過ごすためには「性能」にも目を向ける必要があります。

「高気密」・「高断熱」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これらは性能を指しています。

まくろー

冬は暖かく、夏は涼しい家のことだね

性能については次のパートでさらに詳しく解説します。

住宅選びは「性能」も意識すべし

ママろー

家の性能って何だろう?

「家の中で快適に過ごす」ということに着目したとき、快適さに関わる性能には大きく分けて3つあります。

性能に関わる3要素
  1. 断熱性
  2. 気密性
  3. 熱交換性(換気時)

冬は寒い空気、夏は暑い空気によって家の中が寒くなったり、暑くなったりします。

つまり、外気の影響をどれだけ軽減できるかが家の快適さ、家の性能に関わります。

「断熱性」は外気から伝わる温度をどれだけ遮断できるか、

「気密性」は外気自体が家に入ってくるのをどれだけ防げるか、

「熱交換性」は換気時における室内の温度変化をどれだけ小さくできるか、

を示します。

断熱性能

断熱性能は「UA値(外皮平均熱貫流率)」や「Q値(熱損失係数)」という指標で表され、外気温が家の中にどれだけ伝わるかを示し、いずれも数値が小さいほど断熱性に優れています。

1999年の省エネ基準ではQ値が、2013年の改正省エネ基準ではUA値が使われています。

明確な水準はありませんが、一般的に高断熱と言われる住宅では、

Q値:1.0W/㎡・K以下

UA値:0.6W/㎡・K以下

が目安となっています。

断熱性を構成する主な要素は以下の通りです。

断熱性を構成する主な要素
  • 断熱材
  • 窓ガラス
  • サッシ

断熱材

外気と触れ合う外壁、天井、床には熱を遮断する効果がある断熱材が入っています。

まくろー

断熱材は壁の中に隠れているから、住宅選びのときに意識して確認する人は少ないね

断熱材にはいくつか種類があり、種類によって熱伝導率が異なります。

熱伝導率が低い断熱材ほど断熱性能が高くなります。

断熱材の種類の例
種類熱伝導率(W/(m・K))
グラスウール0.038
ポリスチレンフォーム0.034
高性能ウレタンフォーム0.020

窓ガラス

窓ガラスの枚数によって断熱性能に違いが表れ、ガラスの枚数が多いほど外の熱を遮断しやすくなります。

現在の新築住宅ではガラス1枚の単板ガラスは多くありませんが、中古住宅などでは単板ガラスの窓である場合もあります。

新築では、ほとんどの窓は複層ガラスになっていますが、ガラス2枚は「ペアガラス」、ガラス3枚は「トリプルガラス」と言われます。

ガラスの枚数による断熱性の違い
ガラス枚数断熱性能
単板ガラス
ペアガラス
トリプルガラス

また、ペアガラス、トリプルガラスでは、ガラスとガラスの間に空間(中空層)がありますが、窓はガラスそのものだけでなく、中空層内の空気やガスも断熱性能に影響します。

中空層に封入される空気やガスには以下のようなものがあり、断熱性能が異なります。

中空層の空気やガスによる断熱性の違い
種類断熱性
通常空気
アルゴンガス
クリプトンガス

クリプトンガスは断熱性に優れているものの価格が高いので、窓ガラスの中空層に使われることがあまり多くありません。

まくろー

アルゴンガスが入っていれば断熱性は十分だよ

サッシ

窓ガラスの周りの窓枠(サッシ)も材質によって断熱性能に影響します。

サッシの材質はアルミ製、樹脂製がありますが、熱伝導率が大きく異なります。

サッシの種類の熱伝導率
サッシの種類熱伝導率(W/(m・K))
アルミ200
樹脂0.2

樹脂はアルミと比較して約1,000倍も熱を伝えにくいので、アルミ製サッシよりも樹脂製サッシの方が断熱性に優れています。

気密性能

気密性能は「C値(相当隙間面積)」という指標で表され、数値が小さいほど家の隙間が少ないことを示し、気密性に優れています。

Q値やUA値と同様に明確な水準はありませんが、一般的に高気密と言われる住宅では、

C値:1.0c㎡/㎡以下

が目安となっています。

先ほど解説した断熱性能の指標である「Q値」や「UA値」は計算によって求められるので、数値をアピールしているハウスメーカーも多いです。

一方、C値は気密測定器という機械を使って実際に測定する必要があるので、一部のハウスメーカーでしか測定されていません。

また、基本的には建築中に測定するものであり、建築完了後に測定することはあまりありません。

ママろー

なんで建築中に測定するの?

まくろー

家の隙間を埋めるには内装前じゃないと難しいからだよ

家の隙間のほとんどは壁の中の問題なので、内装が終わった後に気密測定して万が一隙間が大きかった場合でも直すことができません。このため、気密測定は建築中に行います。

気密性を気にする場合は気密測定している家を選ぶと良いでしょう。

熱交換性能

換気して家の中の空気を入れ替えなければ、息苦しくなったり、シックハウス症候群になったり、体に悪影響を及ぼします。

このため、2003年以降は建築基準法の改正により24時間稼働の計画換気システムの設置が義務づけられるようになりました。

先ほど解説した気密性は意図しない外気の出入りを対象にしていたのに対し、熱交換性は意図した外気の出入り(計画換気)を対象にしています。

計画換気によって家の中の空気を外に出し、新鮮な空気を家の中に取り込みます。

冬場ではせっかく温まった室内空気を外に逃がし、冷たい外気を取り込むことになるので、外気の影響で家の中が冷えてしまいます。

その逆も同様に、夏場では計画換気によって家の中が暑くなってしまいます。

このときに重要なのが熱交換性能です。

冬場は外に出す空気の熱で新たに取り込む空気を温めることができれば、

また、夏場は外に出す冷気で新たに取り込む空気を冷やすことができれば、外気温の影響を抑えつつ新鮮な空気を取り込むことができます。

この熱のやりとりを「熱交換」と言います。

熱交換換気システムを備えた住宅なら、綺麗な空気と快適温度を保つことができます。

性能について勉強するなら住宅展示場がオススメ

住宅購入は人生で1度きりとも言えるので、家の性能について知る機会は多くないと思います。

まくろー

僕もマイホームを検討し始めた当初は性能について全く知らなかったよ

家の性能について知るには、住宅展示場がオススメです。

マイホーム検討ならとりあえず住宅展示場に行こう

まくろーも知識ゼロの状態からマイホーム検討がスタートしましたが、住宅展示場を訪問して、いろんなメーカーの話を聞いていくうちに知識が蓄積されて、家の性能が分かるようになりました。

ママろー

同業者と間違われたこともあるくらい知識がついたよね!笑

住宅展示場というと、注文住宅をイメージされる方もいるかもしれませんが、建売住宅やマンションを検討している方でも参考になります。

まくろー

ウチも結果的に注文住宅にはなったけど、元々は建売住宅かマンションを考えていたよ

住宅展示場で何社か話を聞くと意外と1日があっという間に過ぎてしまいます。

住宅展示場はある種テーマパークみたいなもので、休日のお出かけスポットにもなります。

ママろー

キッズルームを用意しているメーカーも多いから、子連れでも安心だよね

マイホームを検討するなら、まずは住宅展示場がオススメです。

住宅展示場の注意点

当然、住宅展示場にいる各メーカーの営業さんも契約して欲しい気持ちがあるので、話を聞くと熱弁してくれます。

話も上手なので、話を聞くだけのつもりが、聞き入り過ぎると自分達もその気になってしまう恐れもあります。

「4〜5時間も話を聞いていた」なんてこともあるので、長引かないように注意すると良いです。

初めて訪問するときは1時間、長くても2時間を目安に各メーカーを回ると良いでしょう。

まとめ

マイホーム選びの基準について解説しました。

住宅購入は人生最大の買い物です。購入後に後悔のないようしっかりと選ぶ必要がありますが、ほとんどの方が、

  • 間取り
  • 外観・雰囲気(見た目)

だけで選んでしまいがち。

ですが「性能」も家選びの重要ポイントです。

人生の大半は家の中で過ごすので、快適に暮らすために性能にも目を向けてマイホーム選びをするのがオススメです。

住宅購入は人生で1度きりとも言えるので、家の性能について知る機会は多くないと思います。そんなときにオススメなのが、住宅展示場です。

住宅展示場ではテーマパーク感覚で家の性能や各メーカーの特長について学べます。

まくろー

マイホームの検討を始めるならとりあえず住宅展示場に行ってみよう

最後までありがとうございました!

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このサイトを運営している人

ママろー(妻)とミニろー(子ども)の3人暮らし。
平凡なサラリーマンとして仕事をしつつ、育児に励んでいます。
特技は家計管理!まくろー家の黒字家計を支えています!
家計簿アプリ「Zaim」を使った家計管理が得意です。

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