
こんにちは、まくろーです!



ママろーです
「これから家計管理を始めよう!」って意気込んでいるそこのあなた!
素晴らしい心がけです!ぜひ頑張っていきましょう。
僕も長年、家計管理に励んでいますが、家計管理は挫折してしまう人も多いです。



家計管理が得意な僕からアドバイス
節約のリバウンドには気を付けよ!
これから家計管理を頑張る皆さんはしっかり節約していこうと考えていると思います。
ですが、「節約のリバウンド」には注意が必要です。



節約のリバウンドって何?
そこでこのページでは、
- 節約のリバウンドとは?
- 不健全な節約「節厄」とは?
について解説します。
節約のリバウンドとは
リバウンドと聞くとダイエットが頭に思い浮かぶと思います。
過度な食事制限やキツイ運動などは急激に体重を減らすことができますが、その辛さから気を緩めたらすぐに体重が戻ってしまいます。
また、急激なダイエットは我慢を強いられる場合が多く、その反動で暴飲暴食に走り、元の体重以上にリバウンドしてしまう恐れもあります。
これは家計管理でも同じ!
徹底的な節約は無駄を一切排除して支出を最小限に抑えることができますが、辛くて挫折してしまいがち。
逆に我慢していた反動で浪費してしまうリスクもあります。
これが「節約のリバウンド」です。
無理のない範囲でゆっくりダイエットすれば健康的に減量できるように、家計管理や節約も無理のない範囲でやるのが大事です。
急激な節約は継続できずに挫折してしまう原因となるので、少しずつでも大丈夫です。
最初からあれもこれもやろうと気負う必要はないので、焦らずに家計管理を進めていきましょう。
不健全な節約「節厄」とは
節約は家計を豊かにする方法です。
ですが節約には、健康を害したり時間を無駄にしたり、ときには節約以上に支出が増えてしまう「不健全な節約」があります。
災いをもたらす節約、いわば「節厄」とも言えます。
不健全な節厄は「節約のリバウンド」の原因にもなるので、節厄を避けることがリバウンドしない家計管理術です。
- 食費を過度に削減する
- 光熱費を過度に削減する
- いきなり予算を低く設定する
- 安い店を駆け巡る
食費を過度に削減する
普段の食事は健康維持のために重要な要素です。
ですが、節約のためにこんなことしてませんか?
- 食事を抜く
- 食事量を減らす
食事を疎かにすると不調や病気のもとになります。
食事を疎かにしたばかりに、健康を害して治療費がかかり、かえって支出が増える場合もあります。
最悪の場合には、働けなくなって収入がなくなる可能性だってあります。
あるいは、抑えていた食欲が爆発して暴飲暴食に走ることだってありえます。
食費が抑えられるに越したことはありませんが、過度な食費の削減はオススメできません。
光熱費を過度に削減する
食費だけでなく、光熱費がもったいないからってこんなことしてませんか?
- 暑くても冷房を付けない
- 寒くても暖房を付けない
食事だけでなく生活環境も健康に影響を与えます。
適切な室温を逸脱した環境で過ごしていると不調の原因になります。特に夏場は熱中症で死の危険だってあります。
節約は大切ですが、健康あっての節約なので、健康を害するような節約は健全とはいえません。
いきなり予算を低く設定する
予算を立てると使用できる金額の目安が把握できるので、家計管理において予算設定は重要です。
予算ってどれくらいが良いの?
っていう質問をよく耳にしますが、まくろー家の予算額にもとづいたおおよその目安額は以下の通りです。
夫婦2人暮らし | 5万円 |
子ども1人の3人暮らし | 6万円 |
子ども2人の4人暮らし | 7万円 |
ですが、これらの金額はあくまで参考値であって、全員に当てはまる金額ではありません。
人それぞれ環境が異なるので、適切な予算額も人によって違いがあります。
例えば、夫婦2人暮らしの目安額は5万円ですが、今現在月々8万円使っている夫婦が予算をいきなり5万円に設定したとしましょう。
もともと8万円で暮らしていたので、5万円で生活するには3万円分も減らす必要があります。
この差額分の3万円について、無駄遣いが多くて支出額が多くなっている場合なら節約可能ですが、無駄遣いが少なく本当に必要な支出だとすれば節約するのは困難です。
それでも予算内に収めようとすると、食事を疎かにする恐れがあるので、適切な予算額を設定する必要があります。



適切な予算額はどうやって判断したら良いの?



家計簿を参考に過去実績から算出すると良いよ
支出額は月ごとに変動するので、1年分の家計簿を付けて年間支出額をもとに予算額を設定するのがベストな方法です。
今まで家計簿を付けておらず支出額が把握できていない場合にはまずは家計簿を付けることから始めます。
家計簿の付け方はコチラ
1年も待たずに予算額を設定したい場合には、数ヶ月分(3〜4ヶ月分)の実績から算出します。



今すぐにでも予算を立てたいっていう場合はどうしたら良い?



そのときは、とりあえずさっきの目安額を参考にすると良いよ
今からでも予算額を設定したい場合には上記の目安額を参考にしますが、目安額の予算は当面の目標値とし、自分の支出額を把握できたら改めて設定し直した方が良いでしょう。
安い店を駆け巡る
少しでも安く買い物しようとする心がけは素晴らしいです。
でも、そのためにわざわざ時間をかけてまで店を巡るのは得策ではありません。
例えば、車で店を回るとき1円、10円安く買うために離れた店まで行ったとします。
ですが、別の店に行くまでにはガソリン代がかかるので、ガソリン代の方が高くつく可能性も大いにあります。
また、その店に行く時間を有効活用して、家計簿を付ける時間や副業する時間にあてることもできます。
すぐ近くにある店、帰り道に寄れる店なら巡るのもアリですが、遠い店を駆け巡るのは節約の観点からも時間の観点からもオススメできません。
節約のリバウンドを防ぐ方法
不健全な「節厄」を避けて無理のない範囲で節約すればリバウンドを起こしにくいですが、とはいっても節約を意識して生活し続けるとストレスが溜まっていずれ爆発する恐れがあります。
爆発するとその反動でリバウンドを起こす原因にもなりかねないので、適度にガス抜きすることも必要です。
ここでは節約のリバウンドを防ぐガス抜き方法を解説します。
- 自分に小さなご褒美をあげる
- お小遣いを有効活用する
- ポイントを有効活用する
自分に小さなご褒美をあげる
楽しみがあるから頑張れる。
小さなご褒美で幸福感が得られるとまた明日も家計管理を頑張ろうと思えます。
大きなご褒美は浪費の原因となりますが、金額を決めた小さなご褒美は大丈夫です。



ウチは毎日の晩酌がご褒美だね



ママろーと500mLの缶ビールを分け合っているから、節約しながらのご褒美だね
お小遣いを有効活用する
先ほどの金額を決めた小さなご褒美とも関連します。
夫婦の場合はお互いにお小遣い制にして、家計とは別にプライベートで使えるお金を用意しておくのがオススメです。
お小遣いの範囲内なら何に使っても良い!
お小遣いのルールはこれだけ。
このように決めておけば、どれだけお小遣いを使おうが、家計には全く影響しません。
また、お小遣いを何に使っても夫婦お互いに干渉する必要もないので、
またこんなの買って…
とか、
なんでそんな無駄遣いしたの?
とか思うこともなくなるので、精神衛生上もメリットがあります。
お小遣いを自分へのご褒美として有効活用できればガス抜きできます。
ポイントを有効活用する
多くの方が、4大共通ポイント(楽天ポイント、Vポイント、dポイント、Pontaポイント)などのポイントを貯めていると思います。
貯まったポイントは普段の生活費として買い物のときに使っても良いですが、オススメなのはポイントを活用して小さなご褒美をあげることです。
ガス抜きとして小さなご褒美をあげることを解説してきましたが、
節約しているのにお金を使ったご褒美はちょっと気が引ける
という方もいると思います。
そんなとき、貯めているポイントを有効活用して、外食したりモノを買ったりすれば、お金を使わずに自分にご褒美をあげられます。



小さなご褒美で適度にガス抜きしよう
まとめ
節約のリバウンド、不健全な「節厄」について解説しました。
家計管理を始めたての意気込んでいる最初は辛い節約にも耐えられるかもしれませんが、生活に余白感がないと節約が辛くなって節約のリバウンド・浪費の原因になります。
不健全な節厄を避けつつ、適度にガス抜きすることで、健全な節約や家計管理が継続できます。



根詰めたツライ家計管理は長続きしないんだね



心に余裕を持って節約・家計管理を続けよう
最後までありがとうございました!